出版社内容情報
ママが再婚して妹ができたココ。ある日妹に届いた洋服を着ればとママに言われ、頭にきて家出することに。でもどこへ行けばいいの?
ママが再婚して、妹ができた。でもすごく大きくて超わがまま。そんな妹に洋服のお下がりが届いたけれど、おねえちゃんにどうかとママに言われ、頭にきて家を出てしまう。
内容説明
あたしのおかあさんとナッちゃんのおとうさんがけっこんして、あたしはナッちゃんのおねえちゃんになった。ところが、このナッちゃん、わたしよりもずっと大きくてほとんどかいじゅうなのだ。ふたりのやりとりのなかで成長していくココおねえちゃん。小学校1・2年生むけ。
著者等紹介
いとうみく[イトウミク]
神奈川県生まれ。フリーライター。広告コピーから、雑誌や書籍の企画制作などを行う。デビュー作『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人
つじむらあゆこ[ツジムラアユコ]
1964年、香川県生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。こどもの本の仕事を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
56
児童書。低学年向け。小学1年生のココは、お母さんが結婚して新しいお父さんのと妹ができた。妹のなっちゃんは3歳なのにココより体が大きい。いとこがなっちゃんのために送ってくれたお古の洋服が入らなかったので、ココが着たらいいと言われ、ココは傷つく。怒って家出したココは家の物置で昼寝した。気づくとなっちゃんがいて、二人で仲良くおままごとをした▽ココちゃんはいい子だ。2023/04/25
chiaki
30
普段から妹に鬱憤を抱える長女のために。なんでも姉ココちゃんのマネばかりしたがるナッちゃんを見て、長女は「ふんっ」と鼻で笑ってました。(共感の笑いなのか!?笑)いとこが3歳の妹ナッちゃんのために送ってくれた服なのに、ありえんくらいデカイ妹にはサイズが合わず母は姉のココちゃんに着せようとする。そんな屈辱を味わったココちゃんは家出をするが…。妹って世話が焼けるし憎たらしいけど、なんだかんだで最後は守ってあげなきゃっていうお姉さん愛が働いてしまうもの。おねえちゃんって、ホントつらいね。頑張れ〰️ココちゃん!2019/11/02
ほんわか・かめ
19
体の小さいお姉ちゃんと体の大きいかいじゅうみたいな妹。妹に送られてきたはずのおさがりの服が、妹には小さくてお姉ちゃんの方にぴったり。これはショックだよね!私も年下の従妹より身長が低くて、会うたびに背くらべさせられたのは嫌だったなぁ。2023/01/01
izw
10
いとうみく6冊め。3歳の女の子をもつ父と1年生の女の子をもつ母が結婚したため、妹ができたけど、妹の方が姉より大きい、という、ありえなさそうだけど、無いとはいえない設定がおもしろい。妹のことをかいじゅうと呼び、いやだいやだ、と言いながら、やさしいおねえちゃんである。このシリーズは前作があることに読後気づき、さっそく図書館で予約した。前作は、いとうみく第2作のようだ。2016/06/05
ひまわり
8
いもうとがいるってこんな気持ち。2020/04/22
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- 和書
- 上野英信の肖像