出版社内容情報
月が大好きな男が、長いはしごを作り、月を手に入れたが大さわぎに! 月食等月にまつわる不思議も紹介。1963年刊の復刻版。
著者等紹介
和田誠[ワダマコト]
1936年大阪生まれ。グラフィック・デザイナー、イラストレーター。1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社、1968年よりフリーランス。1965年雑誌『話の特集』にADとして参加。1977年『週刊文春』の表紙(絵とデザイン)を担当し現在に至る。1974年講談社出版文化賞ブックデザイン賞、1993年講談社エッセイ賞:『銀座界隈ドキドキの日々』、1994年菊池寛賞、1997年毎日デザイン賞受賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プリン
35
読友papicoさんのレビューと本の題名に惹かれ手に取った絵本です。気持ちがへこんだ状態の時に読めたので元気と癒しをもらえました。月が登場する本はどれも心が洗われます。この本を読んで世界中の人達が月を見上げているんだ!と当たり前のことですが実感できました。 月を大好きな男の人が梯子で月を取りに行くんですが発想が凄いです。新月エピソードにも笑え楽しめ、月の勉強もでき、どのように光輝き人に幸せを与えてくれているのかを感じさせてくれる素敵な絵本でした。2023/11/26
gtn
29
科学で分からぬことは、ロマンで補えばいい。それが人智。2021/02/15
らん
21
空からぬすまれた月のお話。その月の行方は…?月の満ち欠けがお話に盛り込まれているのも楽しい。様々な人の手に渡ってあらわれた月をめぐって争っている大人たち。もともと自分のものではなかったのにね。これは月だけでなくいろんな物事に共通する事のように感じました。みんなが争わないように考える事ができた子ども時代があった事を、大人になった私も忘れないようにしたい。世界中のどこの国でも同じように見える月。たくさんの月の言葉、物語、詩みんなきれいで、月が大好きなのはみんな同じ。みんなで空をみあげよう。ほら 月が出ている。2023/10/06
喪中の雨巫女。
16
《図書館-返却》月がいろいろな姿を見せてくれる絵本。月が素敵だなあと思った。2018/02/01
Yuko
12
<月がだいすきな男がいた。男は月をとってこようと決心し、長い長いはしごを作る。そしてついにはしごは月に届いて、男は月を持って帰ったが…。空想的な物語の中で、月食など月にまつわる不思議も紹介。> 2017年 和田さん!絵も素敵だし内容もいいなぁ。天体の仕組みが図で表わされていて、これよ~私が欲しかったのは!と感激。 2019/06/01