童話だいすき じっちゃんはゆうれいになった

吉田 道子【作】/渡辺 則子【絵】

岩崎書店（1997/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 105p／高さ 22cm
• 商品コード 9784265061112
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

出版社内容情報

ぼくのじっちゃんは，元気なのに，新聞にまちがった死亡記事が出てしまったので，当分死んだことにすると宣言した。ところが……。　　　　小学生中学年から

内容説明

ぼくのじっちゃんは、朝おきるとすぐ、新聞をとりにいき、バサッとひろげて読む。まず、第一に死亡欄を。新聞のうしろのページの下、そこは、なくなった人がまとめてのっているところなのだ。なんのために、そこを読むかというと、読んだあと、こういうためだ。「わしは、まだ、生きとる」ある朝のこと、いつものように、じっちゃんが新聞をひろげたところ…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[如月小町]

話の展開が腑に落ちないところが多い。読んでいてなんかモヤモヤする。子供たちが納得するならいいのだけど。他の方の感想が好意的だから、私の感性と合わないだけなのだろう。

2017/03/25

[きゅー]

新聞の死亡欄に自分の名前が出ていたじっちゃん。新聞社に連絡などせずに、「幽霊になる」宣言。じっちゃん、面白すぎでしょ。　どんな話になるのかと思ってたら、けっこうイイ話だった。　こんなじっちゃんいたらいいなあ。いや、困るかな（笑）

2014/05/30