内容説明
戦国時代はじめ、博打で日銭をかせぐ少年源太には大事な相棒がいた。乙音というさいころの付喪神。ある日あやしげな女と勝負をした源太は、乙音を取られてしまう。取り返すべく女を追いかける源太の前に、真っ赤な髪で、角を持つ小柄な少年が現れた。彼も大事な角を片方うばわれたのだ。二人の追跡の旅が始まった。
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
1981年神奈川県横浜市に生まれる。横浜市立大学卒業。第27回パレットノベル大賞、第4回長編児童文学新人賞、第18回フーコー短編小説賞などで佳作・優秀賞に入選。2005年『水妖の森』(岩崎書店)で第4回ジュニア冒険小説大賞の大賞を受賞
橋賢亀[ハシカツカメ]
1975年兵庫県西宮市に生まれる。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 上田秋成の文芸的境界