出版社内容情報
校則のワンポイント靴下禁止を破ったさち。この事件から,先生や級友たちとの間に溝ができて…。思春期の少女の光と影の物語。 小学生高学年から
内容説明
さちの通う中学校では、ワンポイントの靴下が禁止されている。そのことに軽い抵抗を感じて、さちはある日、校則を破る。しかし、行動をともにする約束をしていたのに、ゆきと夏子はうらぎってしまった。その上、担任の山木先生によびだされ、きびしい注意をうけた末、反省文まで書かされることになる。先生にほのかな思いをよせていただけに、さちにはショックだった。先生のことがわからなくなってしまった。いや、わからなくなったのは、自分自身のことかもしれない。さちの心はゆれる。
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