出版社内容情報
地元の子より都会からきた里子の方が多い山村の中学校が舞台。悩み苦しみながら成長していく生徒たちの姿を描いた感動作。 小学生高学年から
内容説明
人口が少なくなる山村に里子としてやってきた中学生。つぎつぎに問題をおこすかれらの自立と再生の道は。長野県の山村の寒川中学校には、都会から寺の住職や村長などの里子になって通学する生徒が多い。それぞれに不登校・非行などや親の問題で都会にいられずにやってきた。荒れる生徒たちに学校はかきみだされるが、先生たちは悩みながら真剣に立ち向かう。そして、スポーツ大会、ひるね平のキャンプ、やまなみ祭の劇などに集中するなかで、生徒たちが変わっていく姿を描く感動作。