出版社内容情報
こなやの父親が「娘はワラを金の糸にかえることができる」といったばかりに，王さまの命令で…。ウイットに富んだたのしい絵本。 小学生低学年から
内容説明
むかし、いつもおおげさなはなしをするこなやがいた。こなやは、はなしをきいてくれるひとならだれにでも、じぶんのむすめのじまんばなしをした。こなやのはなしはだんだんむちゃくちゃになっていった。きんじょのひとびとはただわらうだけだったが、あるひ、おうさまがまちにやってきた。そして、おうさまはこなやのはなしをほんきにしてしまったのだ。ジョナサン・ラングレイは、だれもが知っていて、みんな大好きなこのお話に、ちょっと手を入れ、でもだいじなところはそのままに、書きなおした。ウイットたくさん、元気いっぱいの絵と文章をお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
8
《むかしむかし、まだ山がとんがっていて、どのおしろにもおうさまがすんでいたころのことです。》こういう始まり方好きだな。日本の《むかしむかしあるところに》なんて味気ない！そして、なんともとぼけた表情の愛すべき登場人物たち。名前を当てられたルンペルシュティルツヘンが駄々っ子みたいにぷるぷる震えて消えていくところも全く怖くなくていいね！翻訳/斉藤洋〈1996/岩崎書店〉2025/05/15
キーにゃん＠絶対ガラケー主義宣言
1
2002年5月2日
