出版社内容情報
おばあさんをたべたそいつは,デザートにあかずきんちゃんをと…。おなじみのお話を現代風にアレンジした,すてきな絵本です。 小学生低学年から
内容説明
むかし、あかずきんちゃんはおばあさんのところにいこうとして、もりをとおりました。あかずきんちゃんは、ぜったいだいじょうぶだとおもっていたのですが、でも、だれかがおおきなきのうしろにかくれていたのです。そいつは、おひるごはんに、おばあさんをたべて、そのあと、あかずきんちゃんをデザートにしたらすてきだなあ、なんてかんがえていたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
12
赤ずきんのキャラクターにとても癖があり、可愛いと思えないところはラングレイの狙い目でしょうか? 話の展開のアレンジが歪曲に近くて、ラングレイのシニカルさを感じさせました。 お母さんの意外なところでの登場、生きながらえたオオカミのその後、頭が混乱しながらも、たまにはこんな作品も良いかと、思い直しました。2018/08/26
みさどん
10
このあかずきんちゃんは、か弱くなさそうで、タフで大きい。おおかみをものともしないような様子をしているのだ。でも、おおかみをやっつけるのはお母さん。まあこういう流れがあってもいいかな。なんだかおおかみがかわいそうになった。2024/05/24