名画の秘密をさぐる ゴーギャン - 南の国にひかれた画家

ミシェル・ピエール/フィリップ・モワン

岩崎書店（1993/03発売）

• サイズ B5判／ページ数 51p／高さ 27cm
• 商品コード 9784265056057
• NDC分類 K723
• Cコード C8371

出版社内容情報

ジュリアンは，ある日，すてきな絵はがきを受けとりました。さて，その美しい南の国はどこ？ 「Ｐ・Ｇ９１」のサインの意味は？　　　　小学生高学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りるふぃー]

2才の頃から世界中を転々としていた。嵐の難破船のような人生における、最後の安住の地はタヒチ。たしかにゴーギャンのワイルドな絵は、フランスより南国にしっくりくる。けれど、フランスと決別したはずのゴーギャンがタヒチまで大事に持ってきたのは故郷の雪景色の絵。本当は、奥さんや子ども達と幸せな暮らしを全うしたかったのかもしれないが、こういうふうにしか生きれなかったのだと思う。学生時代に"月と6ペンス"を読んだ時は、ゴーギャンってひどい人だと思ったけれど、一人の弱い人間であるゴーギャンの姿が浮かび上がってきました

2017/06/20

[HIDE]

ゴーギャンの生涯についてざーっとですが、わかりました。曾祖父がアステカ王国縁の人物だったり、銀行員になる前に船員だったり、有名な絵が遺書として描かれたものだったりといろいろ知ることができて良かったです。

2013/07/23

[ひとちゃん]

粋な本。オススメ。

2011/12/11