出版社内容情報
オンブズマンによる市民のための情報公開とは? 新聞・TVによる人権の侵害から、真の報道について考える。 小学生高学年から
内容説明
このシリーズでは、人権をおびやかされたり、侵害された人たちが、その回復のためにたちあがり、「人が人らしく生きる」ために努力した、具体的ケースからかたられています。6巻は、情報・報道と人権について。小学校高学年~中学・高校生向き。
目次
情報公開と人権―市民が政治や行政のやり方をチェックする(オンブズマンってなに?;議会がすべて与党となり、ゼネコン汚職が;食糧費をしらべてみたら?;全国いっせいに ほか)
報道と人権―あやまった報道でプライバシーや名誉が侵害されたら?(報道と人権って?;松本サリン事件;松本サリン事件からまなぶ;誤報の原因とその対応策 ほか)
著者等紹介
小野寺信一[オノデラシンイチ]
1948年、宮城県気仙沼市に生まれる。1970年、早稲田大学法学部卒業。1972年、司法試験に合格し、1975年に弁護士登録をする。1987年、仙台弁護士会副会長。仙台市民オンブズマン前事務局長、東北HIV訴訟弁護団長、薬害オンブズパースン・タイアップグループ代表、全国市民オンブズマン連絡会議代表幹事などをつとめる
坂井真[サカイマコト]
1957年、名古屋市に生まれる。1980年、早稲田大学法学部卒業。1983年、司法試験合格。1986年、司法研修所修了。同年に弁護士登録。東京弁護士会所属。東京弁護士会人権擁護委員会委員として、同委員会の報道と人権部会に所属。日本弁護士連合会・報道と人権に関する調査研究委員会委員。同委員会として、スウェーデン、オーストラリア、イギリスの報道と人権に関する調査団に参加。1999年に行われた日弁連第42回人権擁護大会シンポジウム第二分科会(テーマ「報道と人権―報道のあるべき姿を求めて」)実行委員。著書(共著)に、『刑事裁判と知る権利』(三省堂)、『テロリズムと報道』(現代書館)、『コンメンタール刑事確定記録法』(現代人文社)などがある
井上正治[イノウエマサジ]
1939年、北海道に生まれる。画家。東京デザイナースクール中退後、雑誌、絵本、単行本に絵を描きつづけている。主な絵本に『1こでも100このりんご』『男の子』『おとうさん』(岩崎書店)などがあり、さし絵に『お金とカード』『タバコってなんだろう』『たのしくわかる日本国憲法/憲法ってなに?』(岩崎書店)など多数がある
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