出版社内容情報
今年も初雪のたよりがき漢字練習ノート小学2年生かれるころ、シルクのお店に雪の女王のクリスタがやってきました。どうしても今年のコンテストに優勝したいので、リフォームを頼みにきたのです。
内容説明
初雪の便りが、そろそろ届くころ、シルクの店にやってきたのは、雪の女王のクリスタでした。今年の雪の女王の女王コンテストにどうしても優勝したいというのです。シルクとナナは、どうしたらいいかといろいろアイデアを考えますが、さて、どんなドレスになるのでしょう。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーション「あんみつ姫」(フジテレビ)等の美術設定を担当。現在は玩具デザイナーとして活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
25
【図書館】365人いる雪の女王の「女王の女王」を決めるコンテスト。雪の女王クリスタはコンテストで優勝出来るドレスを注文します。どんなドレスにしたら良いかな?雪の結晶のビーズに生きてる毛皮♪女の子の好きそうなものがたくさん詰め込まれていて、今回も楽しく読めました。何よりも、いちばん星が輝く頃の美しい夕闇色に染められたドレスが素敵でした♪2015/02/09
absinthe@読み聞かせメーター
18
6歳の娘に読み聞かせ。まじょ子やゾロリよりも高学年向けだろうか。描写が丁寧で面白い。絵に頼らなくても情景が浮かびやすい。雪の女王クリスタの他、子狐にもドラマがある。読み聞かせている時「いちばんぼしって何?」と聞いてきた娘。その日は天気がとてもよく、帰り道娘の手を引きながら空を見上げると綺麗な星が…。見て御覧。娘「あ、いちばんぼし」2017/02/13
のほほん
12
今回のリフォーム支店への依頼は雪の女王クリスタの「雪の女王の女王コンテスト」で優勝できるドレスです。魔法の世界にも思いこみというのはあるのですね。ナナのひとことで今まで決めつけていたことがほどけていきます。するといいアイデアがどんどんわいてきてシルクははりきります。クリスタも今まで思っていたことがナナと出会ってかわります。「ともだち」と話してお茶を飲む楽しさを思い出します。かがやくクリスタの笑顔を見てシルクは優勝のための呪文を思いつきます。雪の女王だってひとりぼっちはさびしいよね。ブルーアイがかわいいな。2023/08/31
七色一味
9
読破。短いから、あっという間に読めてしまう^^ 前作『ただいま魔法旅行中』で、ようやくお洋服リフォーム支店に受け入れられた感のあるナナ。今回は初雪まで後少しという季節に、雪の女王がやって来くる。なぜ、クリスタだけ三頭身?という疑問はこの際まぁ脇においておくとして、シルクとナナとコットンが力を合わせたドレスがコンテストで優勝したことで、大勢いる雪の女王達の関係も良い方に変化していく──といった感じのお話。って、こんなにネタばれしちゃっていいのか?2011/10/06
元気伊勢子
8
プリキュアを、TVで見ているのと同じような感覚で楽しめる。雪の女王のコンテストのドレスの夕焼けを転写するというアイデアが面白かった。あんびる氏は、2冊目。絵も可愛いくて、お話も素敵だからまた読もう。2021/08/25