教育で語られがちなことその奥にあるもの

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教育で語られがちなことその奥にあるもの

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  • サイズ 46判/ページ数 136p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491055510
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C3037

出版社内容情報

困難を抱える教育現場で
この2人に見えているもの。

本書の概要
現場において多くの先生方が抱えてきた悩みや課題意識について、渡辺道治先生と古舘良純先生が語る。「叱る・叱らない」「教える・教えない」といった極端な二項対立などをテーマに、悩みの多さを楽しむ「価値観」と二項対立の間にあるものを描く。2人の深い洞察であなたの教育観に磨きをかける。

本書からわかること
・極端な二項対立を考える
教育について行き過ぎた二項対立が生まれている。「叱る・叱らない」「教える・教えない」「学級目標はいる・いらない」「めあてはいる・いらない」といった教育で語られがちなことに対して、その奥にあるもの、二項対立の間にあるものを解説する。そのほか、「働き方」「教科書」といった現代の教師にとって身近なテーマについても収録。

・教育現場で起こりがちな13の論争
困難を抱える教育現場で語られがちなテーマを13本掲載。ワンテーマに対して2人が論を交わす。今の教育現場を2人にはどう見えているか。

論争1 学級目標は必要か
・学年フィロソフィ 
・象徴界の機能不全から抜け出す
論争2 学級がうまくいくとは何か 
・苦難を突き抜けて歓喜に至れ 
・自転車を乗りこなすように 
論争3 働き方改革はどうすればよいか
・優勝することすら目標である
・職員室の「超一流」を目指す
論争4 教育実践追試の罠
・真の「オリジナル」など存在しない
・「ファーストタッチ」で決まる
論争5 教える教えない論争
・教えることの責任から逃げない
・「教える・育てる」で教育なのだから
論争6 叱る叱らない論争
・叱ることの責任から逃げない
・誰に叱られたか
論争7 「めあて」は必要なのか
・腹の言葉で行先を語り続けること
・海の壮大さや無限の夢を語れ
論争8 教科書をどう使うか
・割合を加減せよ 
・教科書に踊らされるな、教科書を踊らせろ
論争9 黄金の3日間はどうすればよいか
・出会いの刹那の数秒間
・黄金の200日にすればいい
論争10夏季休暇中に何をすべきか
・シンプルに、良い原因を積み重ねる
・学校のことを考えないと学校のことは変わらない
論争11 教師としてのブレイクスルーはあるのか
・スランプの脱し方を覚える
・艱難、汝を玉にす
論争12 教師としてのライフコースについて(40代はどうあるべきか)
・自分の心の癖を知ること
・いつだって今が一番若い
論争13 不透明で不確実な世界
・すべての悩みの種とは
・錨を下ろす


こんな先生におすすめ
・行き過ぎた二項対立に悩む先生
・判断に悩む学校現場で自分なりの考えを持ちたい先生
・教育観を磨きたいと思う先生

内容説明

2人の声の往復書簡。教える、教えない、叱る、叱らない、「めあて」はいる、いらない、学級目標はいる、いらない…。二項対立の間にあるもの、悩みの多さを楽しむ「価値観」。

目次

論争1 学級目標は必要か
論争2 学級がうまくいくとは何か
論争3 働き方改革はどうすればよいか
論争4 教育実践追試の罠
論争5 教える教えない論争
論争6 叱る叱らない論争
論争7 「めあて」は必要なのか
論争8 教科書をどう使うか
論争9 黄金の3日間はどうすればよいか
論争10 夏季休暇中に何をすべきか
論争11 教師としてのブレイクスルーはあるのか
論争12 教師としてのライフコースについて(40代はどうあるべきか)
論争13 不透明で不確実な世界

著者等紹介

渡辺道治[ワタナベミチハル]
2006年北海道教育大学卒。元小学校教員。2013年JICA教師海外研修にてカンボジアを訪問。2016年グローバル教育コンクール特別賞受賞。2017年北海道札幌市公立小学校にて勤務。国際理解教育論文にて東京海上日動より表彰。2019年ユネスコ中国政府招へいプログラムにて訪中。JICAの要請・支援を受けSDGs教材開発事業としてラオス・ベトナムを訪問。初等教育算数能力向上プロジェクト(PAAME)にてセネガルの教育支援に携わる。2022年から愛知県における新設私立小学校にて勤務。2023年からはアメリカ・ダラスにある学校「Japanese School of Dallas」の学習指導アドバイザーに就任

古舘良純[フルダテヨシズミ]
1983年岩手県生まれ。岩手県公立小学校教諭。菊池道場岩手支部代表、バラスーシ研究会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

100
VUCAにして悩み多き時代。教育界もしかり。そんな時代にありがちな、これが決定打!と銘打つ本であれば、多分読まなかった。今作、教育で語られがちな「教える教えない」「叱る叱らない」等の二項対立論争を、子どもを真ん中に置きつつ中道の思想をもって、現場でどうバランスを取っていくか―を2人の教師が往復書簡でやりとりした軌跡。不透明で正解なき現代ゆえに、子どもも親も教員もみんなのwell-beingがどこにあるのかを、本音で自分の言葉で語り合う価値は、いや増し輝くはずかと。悩みを楽しみに変えるヒントがここに。 2025/01/24

ムーミン

25
中堅の先生がこれだけの哲学を持って、自らの実践をもとに語れる。しかも、子どもから離れることなく‥というところに頼もしさを感じました。本市の先生方にも紹介してみたいと思いました。2025/04/14

江口 浩平@教育委員会

19
【教育書】図書館本。本市の教職員からも評判のお二人の対談本ということもあり、どんな内容なのか非常に興味があった。読んでいて感じたことは、「こども不在の教育になってはならない」という、お二人に通底している思想が確固としたものとしてあったため、どのような話題になったとしても安心して読めたという点である。XをはじめとするSNSをみていると、教育を教師の自己実現と捉えている実践が多いため、本書のような気鋭の中堅教員がこどもの成長を第一に考えておられることが何より嬉しかった。2025/03/15

ポワン

5
2人の往復書簡は軽快で、あっという間に読了。答えがなく、不透明な教育業界の課題に対して、2人が意見を述べていたが、どの話題にも共通して、「教員が教員であるための心構え」が盛り込まれていて、大変勉強になった。実践をするにしろ、学級経営をするにしろ、そこが「子ども不在」になった途端に綻びが生じる。子どもの前に立つ以上、常に「言葉によるメッセージ」と「周囲の非言語メッセージ」を意識する必要があると感じた。2025/01/14

かるー

4
二人は教師としての哲学を自分自身の経験から絶えず磨き続けていた。だから、今の洗練された教育観、教育哲学、教育実践を世間に残すことができているんだろうなと感じた。表に出ていない、記録に残っていないものも多くあるだろう。その中に玉が混じっていることも容易に想像がつく。彼らのように表に出たいとは思わないが、彼らの域で教育というものが見られるようになりたいと感じた。2024/10/05

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