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俳句は、五・七・五の十七音からなる世界でいちばん短い詩です。一個の帽子が、動物の俳句の世界へとまよいこみます。動物の俳句を十四句収録。
著者等紹介
村井康司［ムライコウジ］
１９５８年、北海道函館生まれ。１９９３年に作家の小林恭二氏の句会で俳句をはじめる。俳句同人誌「恒信風（こうしんふう）」を１９９５年に創刊、編集人をつとめる。他に俳句誌「豈（あに）」同人
ｎａｋａｂａｎ［ＮＡＫＡＢＡＮ］
１９７４年、広島県生まれ。画家。絵画を制作するかたわら、絵本、アニメーションなどを制作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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June
17
俳句絵本シリーズ動物編。好きな歌「やがて死ぬけしきは見えず蝉の声」松尾芭蕉。「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの」池田澄子。2014/08/16
雷華
14
図書館。生き物の句中心。そして、集録されている作品の時代広さに親しまれていた時間を感じます。感じますが、自分は某番組のお陰で読み専でいたいと思ってしまうくらいには敷居のたかさを感じてしまいます。2020/11/30
くり坊
14
子ども向けの俳句絵本シリーズ《動物の俳句》編。表題は、「涼風や力一ぱいきりぎりす 」(小林一茶) の句。好きな作家、北野勇作さんの句が出ていて、俳人だったのか⁈とびっくり。「春を待つ亀はＮＩＫＥの箱の中」(北野勇作) いかにも、らしい。2015/07/05
いろ
10
見開きで一句，折込をめくると絵と解説が続く14句の俳句絵本。めくるのを楽しみに次の句も見たくなるw ８歳男児は１人読みが多かったせいか，知らない句ばかりのせいもあるのか，前回読んだ「はいくのえほん」と比べ，食いつきイマイチ＾＾； それでも数度再読，帽子がどの句にもあるのを追うのが楽しく，必ず指差し。解説は，句の世界にうまく導いてくれるものもあるが，「そこまで言ってるかなぁ。」やり過ぎ感あるものも。nakabanさん絵は勢いあり好み。句は，母(私)は金魚や鴉が好き。息子も「金魚のが好き♪ 綺麗で可愛いv」2016/08/19
yumiha
4
2007年に出た『めくってびっくり短歌絵本』の俳句版。選んである俳句が、けっこう私好み(^^)v↓のＭａｉラビさんが書いておられるように、攝津の句の挿絵が圧巻。いわゆる難解句だのに、nakabanさんの絵は、見事に句の世界を描いておられる。他の4巻のも読んでみたひ～♪2010/06/22
