内容説明
ヘゲモニアに住む巫女のミ・V・グラシエルは、未来をみることができる人間=フューチャーウォーカーだ。ミはふとしたことから、氷にかこまれた北海へ向けて旅立つ決意をする。無謀な旅にでたミを追うのは、妹のファと剣士チェイン。破滅へと導かれる世界で、彼らが進むべき道とは―。時間をめぐる奇跡の旅がはじまる。
著者等紹介
イヨンド[イヨンド]
1972年生まれ。慶南大学校国語国文学科卒業。98年、初の長編「ドラゴンラージャ」シリーズを刊行。韓国の代表的ファンタジー作品となる。韓国内だけで100万部超を売りあげ、ファンタジーブームの中心となった。日本版は2005年より刊行され、50万部を超えるヒットとなる
金田榮路[カネダエイジ]
フリーイラストレーター。ノベル挿画等のイラストレーションをはじめ、アニメ、ゲームのキャラクターデザイン、イラストなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tellme0112
4
はやる気持ちを抑えきれず、フューチャーウォーカー一巻を手に取る。ドラゴン…は平行して2巻の途中までしかよめてなくて。ちょっと導入は分かりにくかったけど、なんとなーくついていってる。よくわからないなりに。2018/04/14
あおいたくと@灯れ松明の火
2
再就職して初任給をいただいたので、既刊6冊まとめ買い。やっっと念願で読めた!が、ドラゴンラージャの感覚のまま読んでたらいろいろと衝撃。何年後かの話だとは思うんだけど、メイン舞台が微妙に違うのも分かるんだけど、主役級がガチンコでドロドロの三角関係とかマジですか。しかも同年代っつう年齢層がリアルに怖いwもはや年齢設定からして児童書じゃない(笑)最後まで読んでから再読しないといまいち呑み込めない一冊目だった。今月発売予定の7冊目をしっかり予約しつつ、次巻も早めに読む!2012/04/30
すがやん
2
「ドラゴンラージャ」の続編。一応、主人公が変わるが、前作のメンバーが登場し、それぞれの状況が入れ替わり、それぞれの旅が交差していく。作者独自の哲学的な部分も健在だが、前作のように独白調の文章は、立場がかなり入れ替わるので変化している。しかし、相変わらずキャラが豊富で個性があり、丁寧な作り。世界観も設定も、王道ファンタジーのようでいて、新しい。前の物語からの継続なので、前作ファンにはかなり嬉しい。フチも出せばいいのに。2011/07/17
tellme0112
1
ドラゴンラージャを読み終わらずに(地理と人間相関図が頭の中にないままに)これを読むのはきつかったんだなと思う。読了したいまでも、読むのがつらい。これ、原作ではどうだったんだろうと言うことをつい考えてしまう。エデリンの話、歴史的に行われてきた同化政策を思いだすんだが、どうなのか。政治的な動きになるのか…これ、面白くなるのか謎です…。2018/04/20
詩歌
1
「ドラゴンラージャ」続編。間が開いたので、政治の流れをチェックしてから読み直した方がいいかな、と混乱。前回のメンバーも登場するが、今回の主人公達は泥沼三角関係。2014/05/07