出版社内容情報
テキスタイルデザイン魔女エマは、コンテストのために作った布をよごしてしまい、出場を諦めていました。計画通りにやり抜くことが大切な彼女は、もっと良いデザインがあるはずないと思い込んでいたのです。そんな時に「Bプラン」という言葉を、シルクたちから聞きます。
内容説明
「きょうはシルクさまの同級生の魔女、エマさまがいらっしゃるのです」コットンからきいて、ナナはうれしくなります。いったいどんな魔女なのでしょうか?そして、なやんでいたエマにBプランがあることを、シルクはおしえてくれます。あしたから元気になれるBプランとは?
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本、児童書の創作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
13
★★★★★ コンテスト用の布にシミをつけて落ち込むシルクの友達で融通のきかないエマと、自分に自信のないリスのブラニーに、決めつけずに行動するように促すお話。いつもどおりの素敵な洋服と、ほっこりするお話で楽しかった。2023/01/01
2時ママ
4
次女 小5 ひとり読み。2022/03/18
Rabbit Teacher
3
このタイトルのシルク笑ってない?2023/05/25
かのん
3
最新刊。読むとやっぱりいいなぁと思います。2022/02/16
Miyu×2
2
人はファッションに限らず「こうでなければいけない」、「こうじゃないと可笑しい」と無意識に決めつけがち。いつも通る道や町中だってちょっと道を外れてみたり、交通手段を変えただけでも素敵で新しい発見に出逢えるように、失敗したり壁に当たったりしたら時には見方ややり方を変えてみるのもきっと楽しい。自分でも知らなかった『新しい可能性』が見つかるから。 今回のハイライトはシルクが「お抹茶」を知らなかった事にちょっとビックリ。これをきっかけに着物や浴衣など、和風ファッションや小物も作中で取り上げて欲しいな・・・・・2022/04/14