内容説明
今から100年前。白瀬中尉は未開の大陸・南極にあこがれ、まだだれも到達していなかった南極点をめざした。過酷な状況の中、熱い情熱と探検精神で未知の世界へ立ち向かった白瀬中尉の生き方は、わたしたちにさまざまなメッセージを伝えてくれる。
目次
第1章 白瀬中尉の一生(村一番のわんぱく少年;「探検家になりたい!」;軍人としての出発;千島列島での越冬生活;南極探検の計画;開南丸の船出;氷の海で引き返す;シドニーでの野営生活;ふたたび南極へ;南極大陸への上陸;突進する犬ぞり隊;ブリザードの脅威;雪原にひるがえる日の丸;帰国の途へ;借金の返済と不遇の晩年)
第2章 新「しらせ」につながった子どもたちの声
第3章 白瀬中尉に学ぶ「探検する心」
著者等紹介
池田まき子[イケダマキコ]
1958年秋田県生まれ。児童書ノンフィクション作家。雑誌の編集者を経て、1988年留学のためオーストラリアへ渡って以来、首都キャンベラに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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