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トビー・ロルネス〈4〉最後の戦い

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784265040940
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8397

内容説明

横たわるレオの頭の上に、トビー・ロルネスは氷の塊を持ち上げた。レオと過ごした幼い日々が、走馬灯のようによみがえる。これを落としたら、そのすべてが消えてしまう。だが、トビーは勇気をふりしぼり、ぐっと腕をふり上げた。その瞬間…。サン・テグジュペリ賞などフランス国内外で12賞受賞の話題作完結編。

著者等紹介

フォンベル,ティモテ・ド[フォンベル,ティモテド][Fombelle,Timoth´ee de]
1973年生まれ。フランスとベトナムで文学の教師をつとめる。のち演劇に転向。1990年に自らが脚本と演出を手がける劇団を結成。以来、演劇のための脚本を書き続ける。著書「Je danse toujours(ぼくはずっと踊っている)」(Actes Sud刊)は、2002年のアヴィニヨンのフェスティバルのオープニングで朗読された。「トビー・ロルネス」は彼の初めての小説で、サン・テグジュペリ賞をはじめ、フランス国内外で12の賞を受賞し、国際的な成功を収めた

プラス,フランソワ[プラス,フランソワ][Place,Francois]
1957年生まれ。視覚表現をエコール・エスチエンヌで学ぶ。スティーブンソン「宝島」など多くのすばらしい作家の作品のイラストを手がける一方、フィクションの分野でも才能を発揮している。日本の浮世絵にも造詣が深く、北斎についての著作もある

伏見操[フシミミサオ]
1970年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て、英語、フランス語の児童書の翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
漸くシリーズ読了。まずまず面白かったですね。ただ、よしっここから反撃開始だぞっ!てところがあっさりと・・というか全く描かれていなくて残念・・・。 そして、レオのあれはやっぱり助けてくれてたんだね!てことがわかって良かったものの、この伏線はもっと上手く使えたのではとも思うので、そこももったいなかったかな。2021/03/14

けい

2
登場人物がひとりひとりとても丁寧に造型されている。エリーシャをはじめ作中の女性たちがとにかく魅力的。木の枝のようにたくさんの人生を感じさせてくれる力強く清々しい物語。2009/04/27

dai

1
完結。トビーもレオも信じるもののために戦ってたわけで。本当のことは後になって分かったりする。木は生きている。まさに。2019/10/11

けいねこ

1
真実が明かされ、偽りは正される。思いがけないところから助けがもたらされ、愛は力を与え、癒しとなる。そして、勇気の持つ力。トビーのこのあとの物語も、ぜひ読んでみたいものです。2009/05/22

きゅー

1
3巻4巻一気読み。きっと大丈夫だろうと思いつつもめっちゃハラハラドキドキしながら読んだ。 いや良かった。 何が良かったって、誰も死ななかったこと。ちょっと大団円すぎ感はなきにしもあらずだけど、でもやっぱり、生きていてこそ、だから。  あ〜〜〜ホントに面白かった♪♪♪2013/06/05

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