出版社内容情報
うちのとうちゃん,ねこぎらい。ある日,かあちゃんがすてねこをひろってきた。でも,ねこぎらいのはずが結構世話ずきだった? 幼児から
内容説明
うちのとうちゃん、ねこぎらい。ところが、きのうかあちゃんがひろってきたこねこをかうことに。ねこぎらいなのにねこのこと、いがいとしっているとうちゃん。でも、ねこにひっかかれたり、どうもとうちゃんとねこはしっくりいってない。ふたことめには「もう、すててこい」。ある日、とうちゃんとねこをおいて、みんなでかけることに…?!―とうちゃんとねこを通して、あったかい家族関係が見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
77
ねこなんてキライだ!と言うとうちゃんと、とうちゃんなんかキライだ!と言ってそうなねこ。でもやっぱり家族なんだよね。昭和感あふれる茶の間の風景に、昭和なおとうちゃん。リズミカルな文章も楽しい。2020/07/15
♪みどりpiyopiyo♪
29
あらあら これまた楽しい絵本です♪ 図書館の「父の日」企画棚で見つけました♪ ■表紙の二人のお顔 見て! なんとも微妙な感じです。お家の設えがまた楽しい。縁側 茶箪笥 脚付テレビ、卓袱台 お櫃に 黒電話。どこもかしこも昭和な日本家屋なのに、この本 2000年の作なんだ! ■お話の初っ端から あらあらあら。へんくつとうちゃん どうなることかと思ったら、最後はやっぱり あらあらでした (ღ′◡‵) (2000年)2018/06/15
gtn
24
母ちゃんや娘たちは、父ちゃんが猫嫌いと勘違いしているが、猫を好かない訳ではなく、猫の機微が分からない家族に腹を立てていることに気付いていない。2021/03/13
たまきら
22
オタマさん笑いながらページをめくっていました。「このおとうさん、ねこすきだよね」まったくまったく。2017/07/28
いろ
17
父の日絵本♪ お母さんが拾った猫と,飼うことに反対でつれないお父さんのお話。高部晴市さん絵本,4年ぶり。レトロな画風でゆるく笑えるお話が好きと思っていたのに,これほどご無沙汰だったとは! 終始猫に冷たい発言をするお父さんだけど,いつも最後には「しょうがないな~。」頼りになるv あくまで猫と対等な態度がいい。9歳男児は,猫を「自分で餌が獲れるようになるまで」の約束で飼い始めたのに,「もう獲れてるのにねえ。」ネズミを捕る様子を見て不満気にしつつ笑う。金魚シリーズの金魚もいる!!!?2017/06/29