内容説明
中国は後漢の霊帝のころ。わるい宦官が、帝をないがしろにして政治をうごかしていた。そのため、世は乱れ、人々の生活はあれはて、疫病がはやり、盗族があばれまわっていた。そんな世の中を平和なくらしやすい国にしようと、この乱世に3人の英雄が志を同じくして立ちあがる。その3人とは、劉備・関羽・張飛であった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
23
上側3分の2が漫画、下側に文章という形式の大型絵本。どちらか片方だけでも物語を楽しめるため、読む難易度・年齢層が幅広い。要所要所のストーリーを抜き出したダイジェスト版のような形なのに凄く面白かった。漫画の絵は可愛げや洒落っ気は無いが、中国の古い絵画の風合いが物語にとてもよく合っている。まだ若い時期でも全員に髭があるので、おじさんばかりにしか見えないのは切ない。服や建物など、具体的なイメージを掴めない子たちの世界が一気に広がると思う。絵もじっくり味わっていきたい。2019/04/05
えろこ
0
三国志には手を出さないと思っていたのですが、なんとなく気が向いたので読み始めました。しかも絵本。全12巻とのことですが、飽きるまで読み進めていこうと思います。何やらおもしろい展開になりそうな予感です。ファイアーエムブレムをプレイしている気分です2013/03/26