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復刊・日本の名作絵本
うらしま

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  • サイズ A6判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25cm
  • 商品コード 9784265032853
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

哀しくも美しい「うらしま」の物語を,一流の女流作家の独創的な文と大和絵風の絵によって,気品のある絵本にしています。    小学生低学年から

内容説明

浦島太郎の話は、その時代によってさまざまに変化している。文は劇作家の平岩弓枝、絵は日本美術院の新井勝利で、本書も大和絵の技術、風俗の考証など手がたく描かれている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

16
【再読】解説を読むと「浦島太郎」の元話は、日本書紀から、幾多の古典に収録されているということで、単なる昔話ではないようです。 平岩弓枝さんの拡張高い文学性と新井勝利さんのきめ細かい絵で、平安京時代辺りの時代設定で、演劇を見るようなお話になっているように思います。2020/05/21

ヒラP@ehon.gohon

11
これだけ数多く出されているお話もあまりないのではないのでしょうか。 お話にもバリエーションがあり、描き方にも作者の思いがあり、ファンタジーであったり、ラブストーリーであったり、メルヘンであったり、ヤングアダルト系だったり…。 艶っぽい乙姫様がいたリ、可愛い乙姫様がいたり…。 この絵本は平岩弓枝さんの文、新井勝利さんの絵は、格調のある文章と古風な絵で他の絵本と一線を画しています。 現代っ子にとっては少しとっつきにくいかもしれません。2019/04/03

遠い日

9
いかにも小説家らしい語り口の、平岩弓枝さんによる再話。再話というより創作か。これまで読んできた「浦島太郎」の物語とはいささか異なる印象だが、浦島太郎自身の胸中を語らせるところなど、作家らしい手馴れたものを感じる。2019/09/30

ヒラP@ehon.gohon

9
事業所で読み聞かせしました。お話が少し違うようですが、平岩弓枝さんなりの味わいを感じます。2019/08/08

ちー

3
こちらは両親と妹がいるパターン。太郎は長男として家族を支えている。魚を釣ってそれを売り、食料や妹の土産を買っている。だが、子亀をいじめている子どもたちに、魚を売って得たお金をすべて渡して、なんとか助けることができている。そのことを両親に話すと、よくやったと褒められている。大しけのときに両親が止めるのも聞かず、漁に出る太郎、そうして竜宮城に迷い込む。子亀は乙姫が大切にしていた亀で、その母亀が太郎を迎えに行く。この話では玉手箱は戻るために必要なものと明言されている。しかし。迷った末に太郎はそれを開けるのだった2017/12/05

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