出版社内容情報
日本には6種類のクマノミがいます。みんなイソギンチャクと共生しています。トウアカクマノミの産卵、卵の世話、誕生等を紹介。
著者等紹介
大方洋二[オオカタヨウジ]
1942年、東京生まれ。高校時代にスノーケリングを始め、21歳のときにスクーバダイビングの講習を受ける。同時に独学で水中撮影を始める。以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在にいたる。2011年、奄美大島の海底にミステリーサークルをつくるフグを発見、このフグは2014年に新種記載され、アマミホシゾラフグと名付けられる。さらに、2015年にはニューヨーク州立大学国際生物種探査研究所が選ぶ「世界の新種トップ10」に選出された。NHKの動物番組のコーディネーターもつとめる。日本自然科学写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
58
沖縄の海に住むトウアカクマノミの生態を、やさしい言葉で解説する写真絵本。トウアカクマノミは大人になると白黒模様になる。表紙のような赤白の鮮やかなクマノミをイメージしていたので、ちょっとがっかり。しかし、内容は面白かった。特に、すみかとのイソギンチャクがウンチをすると、クマノミがそれを口で運んで外に捨てに行くとか。娘も「口でウンチを運ぶの臭いじゃん!」と興奮気味。他にも、オスとメスが協力して産卵場所を綺麗に掃除してから産卵したりと、クマノミの清潔好きな所に感動。娘は細長いイクラのような卵にも感動していた。2016/08/21
たーちゃん
20
クマノミも色々種類がいるのですね。ニモで有名になったカクレクマノミしか知らなかったです。2022/06/02
みーまりぽん
20
クマノミて・・・ 突然に対象範囲が狭すぎんか。。 しかもニモじゃなくて、トウアカクマノミという種類の紹介なのですね~ ま、ニモ観てないからいいのだけど。 住み着かせてもらう代わり(?)に、イソギンチャクのウンチを咥えて捨てに行ってあげるとか。クマノミのいないイソギンチャクはウンチをどうしているのかと、そっちが気になるのでシリーズ続編でぜひイソギンチャクをお願いしたい。2019/04/29
遠い日
11
日本にいる6種類のクマノミのなかから、トウアカクマノミをとりあげる。クマノミはそれぞれ好みのイソギンチャクがある。イソギンチャクとの共生で生きる魚だ。産卵して卵を守る姿は献身的。生まれた赤ちゃんクマノミは、ひとりで生きる。南の海の魚、クマノミの生態を大きな写真で、美しく解説しています。2016/06/11
いっちゃん
9
カクレクマノミかと思ったら、違う!あんまりかわいくないし、気持ちわるーい写真がいっぱい。海はきれいやけどね。2016/08/19