いのちのえほん<br> ひまわりのおか

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ひまわりのおか

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  • サイズ A4判/ページ数 36p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784265006328
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

2011年3月11日、津波で子どもたちの命を奪われた大川小の母たち。子どもに語るように育てたひまわりに託した祈りと願い。

宮城県石巻市立大川小学校。東日本大震災による津波で、全校児童108名の七割に当たる、74名が行方不明・命を落とすという悲劇に見舞われました。
本絵本は、津波でお子さんを亡くし、言いようのない悲しみの底にありながら、なんとか前向きに生きていかねばと、小学校そばにひまわりの種を植えはじめた8人のお母さんたちによる絵本です。
ドキュメンタリーを撮るために現地へ行っていた作家・葉方丹さんに託された、お母さんたちからの手紙。そこには、辛い悲しみと同時に、子どもたちへの愛情あふれるメッセージが詰まっていました。絵本作家・松成真理子さんも現地へ赴き、お母さんがたの話に耳を傾け、それぞれの思いや願いをすくい上げ、絵本という形にしました。

この8人のお母さんのほかにも、震災でお子さんや親しい人を亡くし、深い悲しみを抱える人はたくさんいます。また今回の震災ではなくとも、同じような喪失感や悲しみを心に持つ人も大勢います。そんな方々の心に、少しでも寄り添うことができたらとの願いで、この絵本を出版することにいたしました。また、この絵本の売り上げの一部を、東日本大震災義援金として寄付いたします。

【著者紹介】
【葉方 丹】  京都市出身。NHKはじめ、テレビ各局のドキュメンタリー番組を長年にわたって手がけている。作家、作詞家、脚本家、演出家としても活躍。

内容説明

大きな津波によって74もの大切な命がうばわれてしまった小学校。お母さんたちは、子どもたちが避難しようとめざした場所に、ひまわりを植えはじめた。8人のお母さんたちの、わが子へ宛てた手紙や話をもとにつくられた絵本。

著者等紹介

葉方丹[ハカタタン]
1944年京都市生まれ。日本シナリオ作家協会、日本音楽著作権協会会員。おもに、ドキュメンタリー、幼児番組の作詞・脚本・演出を手がける

松成真理子[マツナリマリコ]
1959年大分県生まれ。『まいごのどんぐり』(童心社)で児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

89
宮城県・石巻市立大川小学校は全員で108人の大きな家族のような学校だったそうです。大きな津波が学校を襲い、74人の子どもたちと10人の先生の命を奪いました。わが子をなくしたお母さんたちはやがて、小学校の近くにひまわりの花を植え始めました。陽射しを浴びて成長していくひまわりに、子どもたちの姿を重ねたのだそうです。初めて花が咲いた時、お母さんたちはひまわりと約束しました。「もう泣かないからね」。それは約束できない約束だったけど……。巻末に添えられたお母さんたちの手紙は、読むのが辛いです。2012年8月初版。2015/08/11

たいぱぱ

67
津波で、児童74名、先生10名の命が亡くなった宮城県石巻市の大川小学校。「子供がいなくなってしまい、育てられる命を探していたんだと思う」お母さんたちは避難しようとしていた丘の上の花壇に向日葵を植えました。亡くなった子供たちの生きていた頃のお話、そしてお母さんたちの手紙は涙なしでは読めません。夜廻り先生こと水谷修さんの講演会で、亡くなった大川小学校の先生の中に教え子がいたと知りました。彼女は津波に向かい両手を広げて子供たちを最後まで守ろうとしました。大きな犠牲の上に得た教訓、今ある命を考える日だと思います。2022/03/11

Smileえっちゃん

67
表紙の🌻を見て、もしやと思って手にした図書館本。3月11日、大きな津波が大川小学校の74人の子供達と先生10人をのみ込みんだ。お母さん達は小学校の見えるところにひまわりの種を植えた。やり場のない悲しみを🌻を子供の成長と重ねたのでは…「元気に育つのよ」と思いを込めて。子供達のエピソードに生き生きした笑顔。こんな子供たちがいなくなるなんて…お母さんの悲しみが伝わってきて涙が止まりません。塩で育たないと言われた所・・・愛が通じたのでしょう。夏空に笑顔の花が咲きました。後のお母さんの手紙、涙で読めなかった。2021/03/13

ぶんこ

67
大川小学校のご遺族の方々が、避難しようとした丘に向日葵の種を蒔きました。そこを訪れた著者が遭遇したお母さんたちの話をお聞きして作った絵本です。一人ひとりの子どもの笑顔、絵を見ているとご遺族の姿が浮かんでしまい涙で曇ってきます。皆キラキラした名前をもらっていて、名前を考えて考えて、心をこめてつけられたのがうかがえます。親の気持ちが伝わってきて辛い。最後に親からの手紙が載せられていました。大事に育てられていたのが痛いほど伝わって、こんなに辛い絵本は初めてでした。2016/11/05

seacalf

65
3.11のあの日、大川小学校でお子さんを亡くした8人のお母さん達の手紙と共に綴られた絵本。決して暗くない明るい口調で語られるのだが、子供達の優しさに満ちたエピソードや慈しみに満ちたお母さん達の手紙の言葉が紹介されるたびにみるみる目に涙が溢れて読む文字が滲んでしまう。大川小学校にはいつか訪れてみたいと思っているが、季節は夏がいい。大輪の花咲くひまわりの丘に立って、風化させたくない出来事や子供たちや親御さん達のことへ思いを馳せたいと思う。2018/10/19

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