いのちのえほん
みえないってどんなこと?

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  • サイズ A4判/ページ数 29p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784265006229
  • NDC分類 E
  • Cコード C8737

出版社内容情報

すーさんも全盲のめぐみさんも児童館の先生です。アイマスクをして友達をさがす、さわってみる、なめてみる…五感を働かせて「心で見る」とはどういうことだろう? ワークショップから生まれた写真絵本。    小学生低学年から

内容説明

アイマスクをした遊びを通して、全盲のめぐみさんとふれあう子どもたち―心が温かくなる写真絵本。

著者等紹介

星川ひろ子[ホシカワヒロコ]
写真家・写真絵本作家。東京生まれ。心温まるカメラワークで独自の写真絵本の世界に挑む。身の回りのものを“顔”に見立てた写真を1996年、朝日新聞日曜版に連載。写真展を各地で開催。日本写真文化協会功労賞を受賞。『ぼくたちのコンニャク先生』(日本絵本賞、けんぶち絵本の里大賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テルテル

37
目が見えない恐怖を克服し、多くの人達に人間の五感の大切さ、五体満足であることの幸せさを子どもたちに伝えている姿に感動。使命を自覚した人は強い。社会にあっては、視覚障害者のために多くの工夫がなされている。点字は大きな心の支えとなっている思う。しかし、スーパーなど多くの製品に点字がされているわけではない。そんな時、人の手助けが必要になる。『誰かがやるさ』と思うような社会ではなく、一人一人が勇気と思いやりをもって寄り添える温かい声かけができる私たちでありたい。2015/05/23

る*る*る

30
随分と前の出版だけれど、視覚障害者のことが子どもに理解しやすい本。前半は彼女の大変さ、良さ、願い。後半にパートナーの盲導犬のこと。この当時、『盲導犬』の理解深めようと多くの作品が出ていたように思える。まだまだ足りない現実。引き続き、広めていってほしい。2017/09/14

たまきら

26
最初は(またオカンがこういう本借りてきたな)みたいな顔をしていたんですが、元々手話や自分が知らない世界が好きな人ですから、盲導犬が登場することにはすっかり身を乗り出していて、スイカ、テレフォンカード、牛乳パックやシャンプーを調べて大喜び。「オレンジジュースとリンゴジュースもきちんとわかるようにすべきじゃないのかな」なんて言い出して面白かった。読み友さんから。2018/10/27

ヒラP@ehon.gohon

18
児童館を訪れた全盲のめぐみさんから、子どもたちが目が見えない人の生活について学びます。 目が見えないことによる不自由さと怖さを実感した上で、目の見えない人の生活がどのようなものかを教わります。 その工夫であったり、商品に付けられたさりげない工夫など、日ごろ全く意識していなかった、視覚障害者の不便さを減らすために考えられた物たちへの理解が深まりました。 それでもなお、めぐみさんの日ごろの大変な思いを聞いて、子どもたちの学びのお裾分けをいただいた感じです。2024/10/22

15
小さいうちから『見えないこと』を体験するって大切だと思う。写真の子たちは大人になってもずっと覚えているでしょう。私が小学1年生の時、全盲の方を教室に呼んで一緒に給食を食べたり点字を舌で読んだり(!)したことを思い出しました。先生たちは大変だと思うけれど、学校でもいろんな人を招いて授業をしてくれたら素敵だと思う。2018/01/04

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