内容説明
福音書でイエスとその弟子たちによって現され初代教会に反映した、生活をともにする信仰共同体の系譜は、キリスト教の歴史を通じ預言者的な群れとして各時代に興されてきた。その足跡をたどり、個人主義化する現代の教会とキリスト者に投げかけられる問いを聴く。
目次
聖書編(エデンの園における共同生活―聖書の人間観と創造の目的;イエスと弟子たちの共同生活―神の国の福音と新しい神の民;初代教会における愛の交わり―聖霊が力をもって臨むとき;新天新地における愛の交わりの完成―エデンから新しいエルサレムへ)
実践編(初期キリスト教会(1)―愛に生きる教会共同体
初期キリスト教会(2)―聖餐と愛餐に生きる教会共同体
修道院の起源―祈りと労働のリズムの回復
修道院制度の確立―ベネディクト修道院
フランシスコとフランシスコ会(小さき兄弟会) ほか)
著者等紹介
後藤敏夫[ゴトウトシオ]
1949年岩手県生まれ。聖書神学舎卒。麻溝台キリスト教会牧師(相模原市)、大韓イエス教東京福音教会協力牧師(荒川区)、キリスト教朝顔教会牧師(世田谷区)、2011年より余市惠泉塾(北海道)で暮らし、2016年より四街道惠泉塾塾頭(千葉県)を経て、現在日本キリスト召団、惠泉四街道教会牧師として共同生活を営んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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