内容説明
イエスは社会の差別と暴力に抗し、神の正義を現実の生き方で示した。分断の世に修復と解放をもたらし、真の自由とシャロームを取り戻す。
目次
1 正義とは何か(正義という逆説;正義概念の鍵となる要素 ほか)
2 聖書の世界観における正義(中心的なテーマ;関連する概念の関わり合い ほか)
3 聖書的正義の輪郭(神の属性としての正義;神の姿になろう ほか)
4 イエスと正義(正義を宣べ伝える使命;この世のものではない国とは? ほか)
著者等紹介
マーシャル,クリス[マーシャル,クリス] [Marshall,Chris]
ニュージーランドで神学教育に携わり、とくにコミュニティを基盤とした代替司法に関心をもつ。神学的洞察と刑事司法理論の統合を探求する著作を発表し、国際的に認知されている。また、ニュージーランドにおける修復的正義の実践を発展させるボランティア活動にも精力的に取り組んできた。この分野での働きに対し、2004年には国際コミュニティ司法賞を受賞している。ロンドン大学より新約聖書学で博士号取得。メノナイト合同聖書神学校(現アナバプテスト・メノナイト聖書神学校、インディアナ州エルクハート)より平和学修士号取得。ヴィクトリア大学ウェリントン(ニュージーランド)にて、セント・ジョン上級講師(キリスト教神学)をへて、現在、同大行政大学院のディアナ・アンウィン記念チェア(修復的正義)
片野淳彦[カタノアツヒロ]
中央大学大学院、メノナイト合同聖書神学校を修了。法学修士・平和学修士。酪農学園大学ほか非常勤講師。北海道メノナイト平和宣教センター理事。東北アジア地域平和構築講座(NARPI)講師(修復的正義)。NPO法人RJ対話の会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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