内容説明
十字架、それは勝利のしるしなり。へりくだり、それは凱旋に至る道なり。弱さ、それは力の源なり。かつて迫害したキリストに命をささげた男パウロ。確かな時代考証で聖書からその生涯を活写した画期的な聖書入門小説。独ロングセラー待望の邦訳。
著者等紹介
ヒルデガルト・堀江[ヒルデガルトホリエ]
ドイツに生まれる。16歳の時、新聞の懸賞付創作コンテストに入賞。教会音楽と神学の勉強を終える頃、ある出版社の依頼で翻訳の仕事を始める。1964年に最初の詩集が出版され、出版社との付き合いがひろがる。ヘッセン州立放送局(フランクフルト)に見出された後、シュトゥットガルト、ミュンヘン、ザールランド、ハンブルクの州立放送局のため長年にわたり学校放送の放送劇を脚色する。トランス・ワールドラジオと連携して放送の原稿を提供する。多数のキリスト教出版社との連携で子どもから大人を対象とした伝記、物語、ノンフィクション、フィクションなど広範囲にわたる著作活動に従事する。ここ数年、迫害を受けているクリスチャンの難民救済のために政治家と連絡をとりながら、一市民として文筆活動を続ける。夫は精神科医、堀江通旦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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