LGBTと聖書の福音 - それは罪か、選択の自由か

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  • サイズ 46判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784264041580
  • NDC分類 193.09
  • Cコード C0016

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なま

12
★4 多様な性のあり方、LGBTを認めよう。という言葉を良く聞くようになったがLGBTに批判的な方達の意見や思想までは説明がなく、そこを知るために手にした本。この本は誰よりも聖書を絶対視するホモフォビア(同性愛嫌悪者)の著者が米保守的クリスチャンとLGBTコミュニティとの対話・発展に務め、どのように橋渡しをしたら良いか?の奮闘がつまった一冊。同性に惹かれた経験がない限り完全理解は難しく、知っているふりがLGBTの人の信頼失う最も早い方法としながら建設的な対話きっかけとして書かれている。2021/12/21

KJ

1
本書の主題は、聖書的観点からLGBTの是非を論じることではなく、教会とLGBTコミュティとの間にどのように橋をかけたらよいのかということにある。著者のマーリンによれば、聖書がLGBTをどのように見ているかというのは答えのでない問題である。そのため、罪の告発とさばきは神に委ね、教会は彼らを「隣人」として愛し、共に神を見上げつつ生きていくべきであるというのが著者の主張である。この本が今後日本の福音派でどのように用いられていくのか、注視していきたい。2020/06/01

nickandhannah

0
著者の真摯な、そして誠実な態度に感銘を受けました。日本のキリスト教界に対しても一石を投じてくれた一冊だと思います。広く読まれると良いと思いました。全体的に体験談が多く綴られているため、特に冒頭は、正直、読み難さが否めませんでした。しかし、諦めずに読み進めることによって多くの示唆を得ることができ、考えさせられると思います。神の愛が更に分かち合われるために、教会内での対話のきっかけになればと願います。2021/07/30

se1uch1

0
数年前から日本でも、LGBTを認めていこうという風潮になってきており、クリスチャンとしてどう考えるべきか、また自分の意見を述べるときにどう答えるべきかと思っていた時に知人が訳したこともあり手に取った。聖書で、どの箇所が論点で、ゲイ・クリスチャンがどのように解釈をするのかを理解することができて良かった。ただこの本は訳者が言うように聖書解釈を論じるものではなく、米保守的教会で育った著者がLGBTに福音を伝えるための奮闘の証であり、LGBTについての聖書解釈というよりも著者の姿勢から学ぶべきことが多かった。2021/01/23

ヤモリin王宮

0
私の無神経な言葉で、性的少数者を傷つけてしまうかもしれない。そう思って読みました。迷いながら悩みながら和解の道をさがしている著者の言葉に共感。多数派と同じ色の人たちだけの中に、福音は伝えられていないと信じているけれど、実際は差別があり疎外感を抱く人たちもいることを感じる。キリストの愛は「愛する対象の愛しやすさによって左右されるものではない」というところに納得。2020/11/08

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