内容説明
教会とは何か。イエスに従うとはどういうことか。神と人に任えるとは?日本の近代化を支えながら、エネルギー政策の転換によって閉山に追い込まれ、大量の失業者を生んだ福岡「筑豊」。その炭鉱の町で四半世紀近く伝道に取り組んできたなかで、みことばと人々を通して神に教えられてきたことを綴る。
目次
「筑豊」に出合い、イエスと出会う
ぼくにとっての教会
教会はどこに立っているのか
「クリスマスは俺の誕生日や」―強制連行被害者の人生と出会う
継続は力か?―福吉伝道所四十周年を迎えて
夕暮れ時に光がある
湖上を歩いたペテロ―福吉伝道所四十六年の歩みを振り返って
著者等紹介
犬養光博[イヌカイミツヒロ]
1939年4月大阪市に生まれる。1961年8月「筑豊の子どもを守る会」の一員として初めて筑豊に触れる。1963年4月~1964年3月一年休学して福吉公民館に住む。その間に、高橋三郎先生と出会う。1965年3月同志社大学大学院(神学部)卒業、結婚。1965年4月筑豊の一隅、金田町(現福智町)福吉に福吉伝道所開所。上野英信先生に出会い、大きな影響を受ける。1968年11月カネミ油症事件発生、紙野柳蔵さんに出会う、カネミ油症闘争に関わる。1980年代より崔昌華先生との出会いを通し、指紋押捺拒否闘争、「在日」の問題に関わる。2011年3月福吉伝道所を閉じ、長崎県松浦市に移る。現在、日本基督教団九州教区平戸伝道所協力牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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