内容説明
物を大切にすることは生活を大切にすること、それが基盤になって優しい心が育つ。そして、生命も心も豊かになる。知能に重い障害をもつ人たちとともに歩むなかで教えられた数々のこと、目に見えない大事なことを語り伝える。
目次
1 永遠に続くもの、それは愛(心のふるさとは生きる力になった;見えないものを一番大切にして―福井光子;永遠に続くもの、それは愛 ほか)
2 愛はヌクモリです(あなたの信仰、どこにあるのですか;人間の絆を深めよう;頑張らなくていいよ ほか)
3 優しい心はたからもの(みんなみんな友だちや;希望は失望に終わらない;花 笑ってる ほか)
著者等紹介
福井達雨[フクイタツウ]
1932年、滋賀県近江八幡市に生まれる。1956年、同志社大学を卒業。学生時代より、障害児の教育と差別問題に取り組む。教育心理学を専攻。1962年、多くの人の協力により、知能に重い障害をもつ子どもの施設、止揚学園を設立。活動を続けている。その間、アジアの国々、西欧諸国および日本国内の講演に東奔西走。中日新聞社会福祉賞、京都新聞社会福祉賞、小原教育賞、毎日社会福祉顕彰など数々の栄誉を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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