内容説明
キリスト教に「答え」はあるのか?福音書の登場人物が経験した、人生を一変させるイエスとの出会いから、信仰の本質を説き明かす―イエスとの真剣な対峙を促す説教集。
目次
第1章 疑り深い学生
第2章 内部者と追放者
第3章 嘆く姉妹
第4章 祝宴の裏で
第5章 最初のクリスチャン
第6章 大いなる敵
第7章 二人の代弁者
第8章 従順な主人
第9章 父の右腕
第10章 マリヤの勇気
著者等紹介
ケラー,ティモシー[ケラー,ティモシー] [Keller,Timothy]
ペンシルバニア州に生まれ育ち、バックネル大学、ゴードン・コンウェル神学校、ウェストミンスター神学校で教育を受ける。バージニア州ホープウェルの教会で牧会ののち、1989年ニューヨークシティーで、妻キャシーと3人の息子と、リディーマー長老教会を始める。今日、リディーマーは5千人以上の日曜礼拝出席者を数え、世界中で250以上の新しい教会設立に協力をしている
廣橋麻子[ヒロハシアサコ]
国際基督教大学教養学部卒業、同大学院修了(行政学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
2
「わたしはあなたを見つけに来た神だ」(61頁) 長老教会のティム・ケラー、待望の最新刊(4冊目) NYのビジネスマンを相手に教会形成して来た彼が、オックスフォードで懐疑的無神論者たちにイエスを語った講演で「生きる目的」を大胆に問う。 本当にこの人もスゴイ。 論理のセンス、例えのうまさ、無駄のない展開。 その合間に、彼の謙虚さ、人への優しく深い理解もとても感じた。 「帰納的聖書研究」の序章も、NVCと通じるかも? 聖書も人も、わかった気にならず、言葉を丁寧に聞き取ろう。 聖書はまだまだ(ますます)面白い。2017/10/20
hide_kba
1
最後の「イエスに一緒にいてほしいなら、自己決定権は諦めなければなりません」ここだけでも読んだかいがありました。2018/07/16
Miyuki
1
信徒ではない大学生向けの講演をまとめた前半。聖書に書かれた人物たちがイエスキリストに出会いどのように感じたのか変わっていくのかが語られる。後半は現代に生きる私たちが、イエスキリストと出会うとどう変わるのか、よく抱かれる疑問を解き明かすように書かれている。聖書の時代の人々の常識について誤解していたことが多々あり、イメージが覆されることが多かった。読んで良かった。2018/01/23
Confy
0
イエスの「生」をちゃんと考えようと思い始めたきっかけ本。 イエスの誕生を祝うクリスマスのメッセージで、イエスの死を語らないことに苦労する毎年。せっかく生まれてきたのにすぐ死の話なんてかわいそうだよね。2019/02/16
pom518
0
人生には思いがけない試練が待ち受けている。神様に愛されているから幸せで祝福に満ちた人生が続くのではない。神様に愛されているからこそ、試練は誰にでもある。 集中して考え、素直に疑問を表し、完全に降伏し、コミュニティの助けを借りて乗り超える、という最後の言葉を心に刻んでおこうと思います。 2023/01/24