内容説明
共産圏の崩壊後、経済や社会秩序の混乱にうめくルーマニア、内戦の傷跡が癒えない旧ユーゴスラビアなど、危機下にあった東欧に飛び込んだ石川宣教師一家。「パパ、大丈夫。私もいっしょに行く。」…娘の言葉に背中を押され、未知への歩みに、家族は踏み出した。
目次
1 「石川さん大丈夫ですよ」―宣教師との出会い
2 「門限はありません」―弟子となるための訓練(異文化の体験;管理されない体験;宣教現場の体験)
3 「日本に戻ってきたらいい」―牧師から宣教師へ(未知の世界へ;戦いの方法と準備)
4 「ここで何が必要なの?」―宣教現場における課題(東欧の現状調査;人を育てる必要性;神学校のプログラム;神学生のケアー)
5 「目を上げて畑を見て!」―これからの世界宣教(世界の様相;世界宣教に必要なもの;新しい世界の動き;世界を見る視点)
著者等紹介
石川秀和[イシカワヒデカズ]
1948年札幌生まれ。室蘭工大、シンガポールDTC卒業。ベトナム宣教、バングラデシュ宣教後、新札幌福音教会開拓。その後、アンテオケ宣教会を通して東欧宣教師、特にルーマニア神学校奉仕、ボスニア・ヘルツェゴビナ医療支援。帰国後、日本同盟基督教団近江聖書教会開拓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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