目次
1 古代帝国とイスラエルの滅亡(超大国アッシリア;絶対かつ至尊の新バビロニア;シナゴーグの登場;開放政策をとったペルシア帝国;帰還後の神殿再建と挫折 ほか)
2 ヘレニズムの猛威とユダヤの諸宗派(ギリシア帝国とアレクサンドロス大王;ギリシア文化に対するユダヤ社会の反発;ギリシア帝国の後継者たち;セレウコス朝のユダヤ人迫害;ユダヤ人への本格的なギリシア化政策 ほか)
著者等紹介
チョビョンス[チョビョンス]
合同神学大学院大学新約学教授
藤本匠[フジモトタクミ]
2001年、大学時代にイエス・キリストを信じる。現在、韓国在住。フリーランスで通訳・翻訳・講義などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パタポリス
3
よく理解していなかった旧約聖書の終わりと全く知らなかった新旧の中間時代400年間がマンガを読みながら楽しく理解できました!この本すごいです!!新約の聖書理解―民衆のメシヤ待望、徹底した律法主義者たち、パリサイ派・サドカイ派などの違い、ギリシア文化との対立―がかなり進みました。すごくおすすめです。2015/02/12
ころりん
3
旧約の終盤から新約前夜までの歴史を、マンガで紹介。実に、ドラマチックな700年を、ユニークに、分かりやすく、そして、ちゃんと伝えてくれています。「中間時代」を読み物にしてまとめたいと、20年近く思ってたのですが、これが出たので、もうやめます。入り組んだ国際情勢だったのは事実なので、難解な部分があるのは無理もありませんが、でも、十分楽しく、流れがつかめると思います。前2作のマンガも面白かったので、続刊を楽しみに。2014/12/16