感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
113
先に映画を観ている。クリスチャンではないが、とにかく感動した。末娘をキャンプ中に誘拐される悲劇に苦しむマックに、神から届いた招待状。神がいるなら何故この世に不幸があるのか。何かの罰なのか。「神はなぜ『不幸』を見すごすのか」という命題が、神、イエス、精霊によって解き明かされる。圧倒的な哀しみは、神の愛を素直に理解させてくれない。息を呑むようなつづら折りの道。共に歩むのはイエス。いざなってくれるのは精霊。簡単にスカッとする話ではない。だからこその深い感動がある。マックと共に、目の前の霧が晴れる奇跡を味わった。2018/01/06
ころりん
9
サンマーク版が品切れになって、ことば社が新訳を出しました。 旧版も良い訳でしたが、今回はさらに読みやすく。特にキリスト教の用語を、無理に分かりやすくしないのが、自然でよかった。 悲惨な出来事を、神は「贖う」(旧版では「解放する」)とは、意味がグッと深まります。 前回深く感動しながら、生涯の一冊に加えた読書から、七年。その間の大きな変化を経た今、新版を読ませてもらえて、感謝してます。 奇抜なプロットにはいろいろ異論もあります(ぼくも全部正しいとは思いませんし)が、神のなさることは、もっと大胆で意外。2015/07/12
Viola
5
映画をきっかけに図書館で旧訳を借りて読んだが、その後訳が変わって読みやすくなったと聞いて購入。ファンタジーの形を取っているが、三位一体と神の愛の真理が語られており、書き写しておきたくなる言葉であふれていた。映画を観た後だったので、情景が浮かんできて理解しやすかった。 車の事故の部分、最初に出てくる隣人は、映画ではもうひとひねりあり、よりエンタ化されていて惹きつけられた。2作目のクロスロードも読んでみたい。2017/10/09
リロ
5
深い感動!思いがけない感動でした。ふざける!こんなことあるわけないでしょう。納得しないぞ!…と思いながらもぐいぐい読んでしまった。不合理、不幸を恨んだり、復讐したり、諦めたり、納得したりするのではなく、ただありのままに受け入れることで救われるのですね。2015/10/23
Mrs.Holmes
5
これは…ものすごく画期的な本。衝撃だった。2015/08/23
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