内容説明
クリスチャンの平均寿命は3年!?信仰もオタク化!?若い世代必見!現代の日本のキリスト教会に共通する課題について考える一冊。
目次
1 信仰生活篇(前の上を見るか?後ろの下を見るか?;キリストのヒロシ扱いとしての「クリスチャン平均寿命三年問題」;実感はない。それでも地球は回っている ほか)
2 教会生活篇(「つまずく私」と「つまずかせる私」;クリスチャン被害者が増加中?「赦せよ詐欺」と「さばくな詐欺」;教会の中にも、作り笑顔ってあるよね? ほか)
3 社会生活篇(隣人愛って、教会外で通用してナンボでしょ?;クリスチャンとしての「自分対社会の構図」、見えてます?;教会外の信仰生活は「キリストの代役」で行こう ほか)
著者等紹介
水谷潔[ミズタニキヨシ]
1961年生まれ、大学4年時に洗礼を受ける。愛知県立高校の英語教諭として6年勤務の後、神学校入学。卒業後は母教会にて約10年間奉仕する。2004年より牧会を退き小さないのちを守る会主事としての活動を開始、2007年6月には代表に就任し、2012年3月にて退職。2013年4月より、春日井聖書教会協力牧師として、日本の諸教会と一般社会に遣わされる。「いのち、恋愛、結婚、性、家庭形成」をテーマに、全国の教会や教育機関などで講演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
24
かなりドキッとさせられます。信仰生活をおくるうえで、改めて考えなければいけないことを突き付けられてきました。あえて分かりやすく身近なことから題材を拾って語ることで、現代のキリスト教の問題を鋭く抉っていると思います。クリスチャンになって数年の人には、これからの信仰生活をどう送るか、またある程度経っている人には信仰生活を見直すきっかけにいい本だと思います。途中で挟み込まれる悪魔からの手紙はグサグサ刺さります。いかに日常に誘惑され揺れるか改めて気づきますね。読みやすい裏に考えさせられること多し、です。2014/04/12
かおりんご
23
求道中の私には、あまりピンときませんでしたが、洗礼を受けて何年かたつと、こんな気持ちになるのでしょうか。洗礼後、しばらくたってから読み返してみたいです。2019/03/07
はや
8
私は最近この本を洗礼を受けた人へのプレゼントとして選んだ。パラパラと目を通してみるだけでも胸に刺さる(悪い意味で)言葉がいくつもあったので、この本が警告している内容にグサッと来るようなクリスチャンになる前に正しくあって欲しいという願いから。それを自分自身が読まないで直さないのもどうかと思い、購入を決意した。全編通してユーモアたっぷりに核心を突いた皮肉が描かれている。皮肉で終わらずその心理を分析し、改善へ導いている。特に各章末にある4つの現代版悪魔の手紙が白眉。私は終始苦笑いが止まらなかった。2016/04/10
makito
4
私含めて生ぬるいクリスチャンにはうなずける内容 現代のクリスチャンの傾向を捉えてる2014/04/18
大楠
1
★★★★☆ クリスチャンのあり方、教会のあり方、関わり方などがわかりやすく説かれている本。読みやすくて内容も面白いです。悪魔の手紙は、私に宛てられてるのかとドキッとしてしまいました(´`:)手元に置いて、何度も読みたい本。2014/05/29