内容説明
戦国時代、スペインからやって来たイエズス会の宣教師ザビエルによってキリスト教は日本に伝播され、後の支配者・豊臣秀吉により厳しい弾圧が始まる。多くの名もなき殉教者を出した約300年の長きにわたる禁教時代を経た後、明治の文明開化と同時に再びキリスト教の宣教活動が活発になり、新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造、賀川豊彦など、日本の近代社会へ大きな影響を与えるクリスチャンたちが輩出された―。
目次
1 ザビエルの渡来
2 戦国の世に
3 禁教、そして殉教
4 潜伏の時代
5 プロテスタントの宣教 明治から今へ―人物と共に
著者等紹介
樋口雅一[ヒグチマサカズ]
1946年、山梨県に生まれる。アニメーターとしてタツノコプロに入社。のち虫プロを経て、フリーのアニメーションディレクターに。数多くのTVアニメ番組で監督を務めたのち、単行本を主とするマンガ家に転身。(社)日本漫画家協会会員
中村敏[ナカムラサトシ]
1949年、新潟県に生まれる。岩手大学、聖書神学舎、トリニティ神学校卒業。1975年以来牧会と神学教育に従事。現在、新潟聖書学院院長、聖書宣教会講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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