出版社内容情報
加来 耕三[カクコウゾウ]
企画・原案
静霞 薫[シズカカオル]
企画・原案
瀧 玲子[タキレイコ]
イラスト
内容説明
箱館戦争の旧幕府軍総司令官!!新政府に望まれ日本の近代化に尽くす!
目次
第1章 鍋と釜
第2章 長崎海軍伝習所とオランダ留学
第3章 新天地へ
第4章 蝦夷共和国
第5章 新時代
榎本武揚を知るための基礎知識
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業
静霞薫[シズカカオル]
小説家・評論家・漫画原作者。現在は滋慶学園COMグループ名誉教育顧問として、OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校・東京コミュニケーションアート専門学校・名古屋デザイン&テクノロジー専門学校・福岡デザイン&テクノロジー専門学校・仙台デザイン&テクノロジー専門学校などで、マンガ科・コミックイラスト科・ライトノベル科の学生指導にあたっている
瀧玲子[タキレイコ]
少女誌でデビュー後、大阪コミュニケーションアート専門学校(現・OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校)で講師を十数年つとめ、現在は名古屋デザイン&テクノロジー専門学校で講師として在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
32
幕末期って、恥ずかしながらざっとした流れしか把握していなくて、この人も「ああ…いたいた、政治系の人だよね?」ぐらいの印象で、マンガでざっと彼の人生をなぞって知ろうと思ったらまあ、面白い人がいたんですねえ。しかも「あっ!この人材は役に立つから殺してはいけない!」と嘆願する人が敵側にいたという重要性にも気づける。こういうの、子どもが早い時代に学べるって大切だと思う。敵を知り、学び、吸収し、より強くなる。違う考えを最初から拒絶するような人間になってほしくないからなあ…。もっと詳しい本を読んでみたいな。2022/10/27
nbhd
13
幕末には不思議な経歴の持ち主がいろいろいて、榎本武揚さんもその一人だ。旧幕府軍として五稜郭で戦ったのに、のちに明治政府に仕え、近代国家の礎をつくった。そんな武揚さんエピソードで気になるところ以下4点。①幼名は、釜次郎(兄は鍋太郎)。②1862年の海外留学。行き先はオランダだ。幕末留学生たちは、行き先の国(英仏蘭米など)によって考え方が違ってくると思うのだけど、このあたり気になる。③軍事としての海軍。日常的に「軍艦感覚」って皆無なので、武揚さんの物語は海軍入門にもなる。④責任者としての足尾銅山の後始末。2024/10/29
いっちゃん
7
安部公房の榎本武揚を3回くらい断念してしまったので、もう漫画で。あんまり知られてない気がするけど、大隈重信とか、当時活躍していた人と同じくらい凄い功績を残した人だった。またチャレンジするか。2021/10/17
ソバージュ
6
図書館本。現在読中の本に人物名が出てきたが、無識なのでてっとり早く知るため借りた。明治新政府にてロシアとの国境交渉を担当した人物。2023/03/19
phmchb
3
図書館本。2021/08/19