内容説明
神の国に国籍を置くクリスチャンとして、この世といかにかかわっていくべきか。読書や黙想を通し、思策を深めていく道を説く。
目次
なぜ弁証法(dialectics)なのか
第1部 信仰:生き方と新しいアイデンティティー(隠されてあるいのちの息づかい;神を見る幻へと開かれて)
第2部 制度化された信仰生活に優先する個人の召命(キリスト者の現実離れ;真の人間となっていく旅)
第3部 共同体において成熟し、人格的な交わりを通して信仰を伝達する(愛において真実を生きる;分断の時代におけるキリスト教の伝道)
キリストにある交わりの成熟
弁証法(対話)を大切にする理由
著者等紹介
フーストン,ジェームズ・M.[フーストン,ジェームズM.][Houston,James M.]
1922年、英国のエディンバラに宣教師の子として生まれる。44年、地理学専攻でエディンバラ大学を卒業。49年、オックスフォード大学で地理学の博士号を取得する。その後、オックスフォード大学を中心に教授職につく。教授として学生の霊的カウンセリングにも多くの時間を費やした。70年に、カナダのバンクーバーにあるリージェントカレッジの設立に携わり、初代学長となる。現在に至るまで、「霊性の神学」に関してのパイオニア的存在として、多くの教職者や信徒に影響を与え続けている
長島勝[ナガシママサル]
1958年、長野県生まれ。大学卒業後、9年間の社会人生活を経て、1991~95年カナダのリージェント・カレッジに留学。在学中、フーストン教授の指導を受けた。現在、フリーランスの仕事に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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