内容説明
「伝道と福祉は切り離せない」と語る著者の障害者とともに歩んだ30年の軌跡。そしてその中から語られる障害者に関わる聖書からのメッセージ。
目次
障害者とともに歩んで(傘いりませんか―転んでも何かつかんで起きる商人魂;障害児にプレイセラピー―脳性まひ児を治療から遊びへ;作業所構想の頓挫から北海道の大地へ―あきらめない可能性;開拓伝道と障害者の働き―主による障害者の働きの始動;キリストの救いと福祉―救われてこそ福祉 ほか)
聖書と障害者―その力強いメッセージ(神の前ではみな同じ;弱者にあらず;真実の愛とヒューマニズム;ミナとタラント(人格と能力)
中風の男と四人の友 ほか)
著者等紹介
山中一正[ヤマナカカズマサ]
大阪生まれ。関西学院大学卒業後、NTT外郭団体勤務を経て、社会福祉の道に進む。肢体不自由児の訓練、特に脳性まひ児のケアにかかわる。1977年牧師となり、大阪で開拓伝道を始めると同時に教会を母体に身体障害者自立協会を設立。その後同協会を社会福祉法人化、NPO法人アビリティーおおさかを設立。以後、身体障害者小規模授産施設2カ所、グループホーム3カ所、福祉ショップおよび居宅介護事業等を営みながら、伝道牧会と障害者福祉にかかわる。現在、淀川栄光教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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