キリスト教神学〈第4巻〉

キリスト教神学〈第4巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 587p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784264024286
  • NDC分類 191
  • Cコード C0016

内容説明

神学教育における“スタンダード”と目される名著の邦訳最終巻。百家争鳴の難題―救済論、教会論、終末論を詳述。巻末に詳細な語句索引、聖句索引を収録。

目次

第9部 聖霊(聖霊の人格;聖霊のみわざ)
第10部 救い(救いの諸概念;救いに先立つもの:予定 ほか)
第11部 教会(教会の本質;教会の役割 ほか)
第12部 最後の事柄(終末論への序論;個人的終末論 ほか)
結びの短章

著者等紹介

宇田進[ウダススム]
1933年、東京都出身。カベナント大学、日本(現・東京)基督神学校、カベナント神学校、ユニオン神学校(N.Y.)、ウェストミンスター神学校(神学博士)。ローザンヌ世界伝道会議(1974)および第1回日本伝道会議(同年)プレナリー・スピーカー、ウェストミンスター神学校客員教授(1979‐80)、キリスト教高等教育推進国際協議会(IAPCHE)実行委員や日本福音主義神学会理事長、共立基督教研究所所長、聖書と精神医療研究会(『聖書と精神医療』誌)理事長、慶應義塾大学講師などを歴任。東京・久我山キリストおよび西武柳沢両教会(ともに日本長老教会所属)の開拓期の牧会にも従事。東京基督教大学名誉教授、同大学および東京基督神学校講師、東京・井荻福音キリスト教会(日本長老教会所属)の牧会に協力

森谷正志[モリヤマサシ]
1944年、山形県出身。バプテスト聖書神学校(現仙台バプテスト神学校)、東北学院大学文学部史学科。1974年「バプテスト聖書神学校」舎監、その後、保守バプテスト同盟「塩釜聖書バプテスト教会」牧師を経て、1987年から仙台バプテスト神学校専任教師(教頭)、主に「キリスト教史」を担当。同時に複数教会の開拓伝道に従事、1991年からは校長として現在に至る。2000年からは「蔵王キリスト教会」の牧会に専心しながら神学校の働きを兼任し、また「C‐BTE(Church‐Based Theological Education) JAPAN」の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きゃんたか

19
エリクソンは今日の代表的な神学潮流ーー実存主義神学、世俗主義神学、解放の神学、ローマカトリックーーを遡上に載せつつ、それでも尚、福音主義信仰に真理の光を見る。自由主義信仰を標榜するアルミニウスと、救いの予定を標榜するカルヴァンを比較検討した箇所は本書の美点の一つ。著者は、救いを自由に選択しようとするアルミニウスを斥け、救いからの永遠の拒絶を想定したカルヴァンの二重予定まで聖書の読み違えと認めた上で、キリスト自身の人類からの拒絶こそが予定の本質であるとするバルト神学を加味した聖書の立体的な理解を促している。2017/03/25

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