目次
「信仰」とは(信仰か依存心か;真の信仰を妨げるもの ほか)
「献身」とは(歪められた献身観;歪められた献身観は依存心を生み出す ほか)
「みこころ」とは(だれにみこころが示されるか;みこころの大部分は聖書のみことばの中で示されている ほか)
「みことば」とは(聖書は占い書ではない;聖書は信仰における唯一の規範である ほか)
「牧会」とは(ある教団に起こった変革;聖書が警告する偽教師 ほか)
著者等紹介
ウッド,ウィリアム[ウッド,ウィリアム]
1956年、米国ウィスコンシン州に生まれる。テキサス州のクライスト・フォー・ザ・ネイションズを卒業後、1976年に宣教師として来日。1988年、カルト(異端)問題で困っている人々を助ける団体として、「真理のみことば伝道協会」を設立。2001年、ルーサー・ライス神学校(米国ジョージア州)より牧会学博士号(D.Min.)取得。「カルト研究リハビリ・センター」設立。真理のみことば伝道協会の代表を務めるかたわら、サンライズ・クリスチャン・センターみさと吉川教会(埼玉県吉川市)の協力牧師として働いている
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感想・レビュー
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カラス
2
たまたま古本屋で見かけて、何となく買った本だけど、異教徒が読んでも普通に面白い本だった。プロテスタントの牧師が書いた啓蒙的な書物なんだけど、彼らの考え方や信仰のスタンスが具体的な例にそくして記述してあるので、とてもわかりやすく、いい意味で宗教書っぽくない。「信仰とは何か」がテーマの本で、おそらく神学書に比べれば深い内容ではないだろうが、そのぶんわかりやすく手軽に読める。牧師の人生相談本と考えれば、一般読者が読んでも十分楽しめる。ここに書いてあるのは、キリスト教か否かに関係なく、普遍的なことだと思うので。2020/12/01
まことさん🌈山下真実@対話カフェ
1
教会に潜む「カルト化」の危険性、牧会者に及ぶ権威主義の誘惑について、考えさせられる一冊でした。仕える心を持ってしていかなければ、牧会者は危険人物になる可能性を持っている立場なのだと思いました。ウィリアムウッド先生、いつかお会いしたい。2012/05/18
もちもち
0
とてもよかった。自分が見誤っていたことなども多く、ハッとさせられた。カルト化してはいけない。神と自分との関係であり、その間に介在する人間はいない。悪魔に心を向けるのでは無く、神に心を委ねる。気をつけたい。手に入れたいが、なかなか売っていないのだろうか…2018/08/04