目次
1 対話における基本的なこと(対話の哲学;対話とは何か;対話をするための準備 ほか)
2 対話をやってみよう1:医療/ケア/福祉における対話(医療/ケア/福祉現場でダイアローグを実践する;診察室での患者とのダイアローグ;患者・家族をめぐるダイアローグ ほか)
3 対話をやってみよう2:地域/コミュニティにおける対話(地域/コミュニティでダイアローグを実践する;心配ごとを緩和する対話(ダイアロジカル・ミーティング)
対話カフェ:地域での健康をめぐるダイアローグ ほか)
著者等紹介
孫大輔[ソンダイスケ]
鳥取大学医学部地域医療学講座准教授。日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医。日本専門医機構認定総合診療専門医。1976年佐賀県生まれ。東京大学医学部卒業。同大学院医学系研究科博士課程修了。東京大学大学院講師、鳥取大学医学部講師などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kyohei Matsumoto
2
孫大輔先生はプライマリケア学会でお見かけした。Facebookで直接連絡を取って、関わることになった方で、自分と同じように対話ということをライフワークの一つとして活動されている。今までの哲学対話の本は、背景にある哲学、レヴィナスやバフチン、ブーバー、アーレントなどのことがあまり出てこないのが多い。この本はそういうことも含めてきちんと書いてあり、実践例も書いてあり、理論から実践まで綺麗につながっているのがとてもいいと感じた。そして読みながら感じたが、対話ということに関して考えを作り上げている印象も持った。2024/06/12