出版社内容情報
《内容》 CSII療法（インスリン持続皮下注入療法）は，糖尿病とくにIDDMの治療に欠くことのできない療法の一つであり，基礎分泌の安定補償など数々の長所を持つ．本書はCSIIを導入する糖尿病医療スタッフが容易に理解できるよう図・表を効果的に使い，簡潔にわかりやすく解説． 《目次》 インスリン持続皮下注入療法とは-CSIIの有用性- インスリン持続皮下注入療法の歴史 いまなぜインスリン持続皮下注入療法か-DCCTの結果をふまえて インスリン持続皮下注入（CSII）療法を始める前に CSII適応患者の選択 インスリン持続皮下注入用ポンプの取り扱いについて-機種と操作法 血糖自己測定 インスリン持続皮下注入療法の実際 インスリン注入部位の選択 インスリン注入量の設定 海外におけるCSII専門医の治療プログラム よりよいコントロールのために 血糖自己測定とインスリン量の調節 CSIIと運動 目標血糖値と治療のポイント 日常生活の注意点 入浴，シャワー，サウナ，日光浴 睡眠 外食，残業 服装 旅行 病気の時-シック・デイ・ルール インスリン持続皮下注入療法の問題点 皮膚のケア 低血糖-その予防と対応 高血糖もしくはケトーシスとその予防 体重増加について CSIIの中断 特殊な場合のインスリン持続皮下注入（CSII）療法 糖尿病妊婦におけるCSII療法 ケトアシドーシスとCSII療法 外科治療とCSII療法 インスリン持続皮下注入療法の今後の展望 トラブルシューティング CSII関連用語解説 APPENDIX CSII機器発売元および消耗品一覧
