出版社内容情報
《内容》 人体の栄養状態の把握，栄養素，栄養化合物など分子レベルの生化学的作用の理解，栄養学的生理作用のから，“栄養の質”の評価まで詳述．人間の健康保持・増進，疾病の予防・治療にどのように寄与し，“生活の質”の向上にどのように貢献するか，さらに社会との関わりについても的確に明示．
《目次》
【Section 1 栄養の科学】 1．歴史的展望 2．体組成 3．エネルギーの摂取と消費 4．組織における燃料 5．炭水化物 6．タンパク質 7．脂肪 8．アルコール：代謝と障害 9．エネルギー収支のバランスと体重の制御 10．水分と1価イオン 11．骨ミネラル 12．鉄，亜鉛，その他の微量元素 13．脂溶性ビタミン 14．水溶性ビタミン 15．栄養と遺伝子科学 【Section 2 食品】 16．食品成分表と栄養データベース 17．食事評価の方法と妥当性 18．穀物および穀物製品 19．野菜類，果物類，キノコ類とそれらの加工品 20．肉，魚，卵および新奇なタンパク質 21．乳および乳製品，脂肪と油 22．飲料，ハーブ，スパイス 23．食品加工 24．食品中の病原性因子 25．植物性防御因子 26．消費者保護 【Section 3 各種生理状態と栄養】 27．妊娠と授乳 28．乳幼児，学童，思春期 29．栄養と老化 30．運動競技 【Section 4 臨床栄養】 31．敗血症，外傷および他の臨床状態における栄養サポート 32．飢饉救済 33．重度栄養不良 34．肥満 35．消化管疾患の栄養管理 36．栄養，肝臓と胆石 37．糖尿病の栄養食事指導 38．ヨウ素欠乏症 39．臨床栄養と骨の疾患 40．歯科疾患における食事的要因 41．腎・尿路系疾患 42．心臓循環器系の疾患：疫学と治療における食事因子の関与 43．神経系に影響を及ぼす食事 44．皮膚，毛髪と爪 45．栄養と免疫機構 46．食事とがん予防 47．早産児栄養 48．先天性代謝異常症の食事療法 49．アルコール関連疾患の栄養管理 50．摂食障害 51．薬物と食事の相互作用 52．政策と賢明な食生活 【付録 食事基準値】
内容説明
栄養問題の考え方、取り組み方、方向性、社会との係り合いなどについて述べられている。保健、医療の領域において、栄養に関連する研究・教育・実際活動に関与する専門の人達、また人間の営みに関連して、栄養問題を教育・研究する人達、さらには、人間栄養やそれらと関係する栄養・食事に携わる企業の方々にとっても有益な書。
目次
１ 栄養の科学（歴史的展望；体組成 ほか）
２ 食品（食品成分表と栄養データベース；食事評価の方法と妥当性 ほか）
３ 各種生理状態と栄養（妊娠と授乳；乳幼児、学童、思春期 ほか）
４ 臨床栄養（敗血症、外傷および他の臨床状態における栄養サポート；飢饉救済 ほか）
５ 付録
著者等紹介
細谷憲政［ホソヤノリマサ］
東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山のトンネル
