目次
1 抜髄前になすべきこと(その歯は本当に抜髄処置が必要なのか?―歯髄・根尖部周囲組織の診査・診断;根管治療を行う前になすべきことは?―事前説明、ラバーダム防湿、術野の消毒、隔壁作製;覆髄はどのような場合に、どのように行うのか?―抜髄か、覆髄か)
2 根管からの細菌除去(根管形態はイメージできているか?―エンドの臨床に必須な根管解剖;感染根管にしないための根管形成法とは?―抜髄根管の根管形成法;根管形成中の偶発症の予防と対応はできているか?―偶発症でパニックに陥らないための術;根管洗浄は何をどのタイミングで用いるべきか?―根管内の起炎因子の排除に必須な根管洗浄;その根管貼薬は科学的根拠に基づいているのか?―根尖部周囲組織の治癒促進を目的とした根管貼薬;根管治療中の仮封は適切に行えているか?―臨床的な操作性と封鎖性を考えた仮封)
3 根管系の封鎖(根管充填をどのように考えるべきか?―根管充填の戦略;根管充填をどのように実践していくのか?―根管充填の実際;根管充填後の最適な修復処置とは?―根管治療の予後に影響する修復処置)
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著者等紹介
牛窪敏博[ウシクボトシヒロ]
1963年大阪府に生まれる。1988年朝日大学歯学部卒業。2001年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科歯髄生物学教室修了。2002年日本歯内療法学会専門医。American Association of Endodontists(アメリカ歯内療法学会)会員。2004年東京歯科大学歯内療法学教室専攻生。2008年ペンシルバニア大学歯内療法学教室インターナショナルエンドドンティックレジデントプログラム卒業。PENN ENDOSTUDY CLUB IN JAPANメンター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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