内容説明
事例・判例をもとに歯科医師が最低限守らなければならないこと、知っておかなければならない法律の知識などをわかりやすく解説。法律解釈を事例・判例をもとに帰納的に説明しているので、わかりやすく、実際的であり、読みやすい。一般臨床家には必読の一冊。
目次
生活の基盤を支える学門
歯科医師の身分保障―ニセ歯科医師に診療させると共同正犯
医療行為の条件
インフォームド・コンセントが無視されたエホバの証人無断輸血裁判
インフォームド・コンセントを考える
医師と患者の法律関係
医師の注意義務違反が問われたエナメル上皮腫診断遅延裁判
医師の注意義務違反が問われたエナメル上皮腫診断遅延裁判の結末
苦手な患者が来院したとき
診断書にまつわる話〔ほか〕
著者等紹介
小室歳信[コムロトシノブ]
1952年秋田県仙北郡田沢湖町に生まれる。1977年日本大学歯学部卒業。1984年日本大学歯学部法医学教室講師。1989年日本大学歯学部法医学教室助教授。1999年日本大学歯学部法医学教室教授。研究分野、歯からの個人識別、DNA分析からの個人識別、歯科医療をめぐる法律
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