内容説明
歯科の話題から感染症を、細菌・ウイルスを、人体との関係を理解する。口腔内のPorphyromonas gingivalisからCOVID‐19まで。歯科の目線から感染の仕組みや免疫の機序を理解する一冊。
目次
第1部 感染症の現在
第2部 細菌からバイオフィルムへ―その仕組みと生態
第3部 デンタルプラークのすべて
第4部 人体の免疫機能と細菌
第5部 デンタルプラークと疾患の関係―口のなかから全身へ
第6部 デンタルプラークに立ち向かう―治療と予防のあり方
第7部 新型コロナウイルスに立ち向かう
著者等紹介
奥田克爾[オクダカツジ]
1943年富山県生まれ。1968年東京歯科大学卒業。東京歯科大学微生物学講座助手、講師、助教授を経て1989年教授。1978年スウェーデン政府留学生としてカロリンスカ大学留学。1979年アメリカ政府NIH招聘留学生としてニューヨーク州立大学・バッファロー校留学。1993年厚生労働省長寿科学研究に参画(12年間)。2001年東京歯科大学大学院研究科長(6年間)。2008年帝京平成大学薬学部教授(2年間)。現在、東京歯科大学名誉教授、千葉県立保健医療大学講師、野口英世記念会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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