内容説明
ドクターとスタッフのチームワークを強くする、インプラント治療の入門テキスト。
目次
第1章 インプラントについての基礎知識(基本として知っておきたいこと―インプラントを選んで使用していますか?;治療の流れと術式の概要―インプラントの術式を選んでいますか?;診査・診断―インプラント体の植立がすべてだと思っていませんか?;治療計画―インプラント治療のゴールを決めていますか?;環境の整備―インプラント体植立に向けての準備は十分ですか?;院内システム構築の必要性―インプラント治療を院長一人でしていませんか?)
第2章 術前準備(術前診査―インプラント体の植立前に調べておくこととは?;診断用テンプレートの作製―インプラント治療には必須;画像診断―CTを撮影するだけで安心していませんか?;自院にとって最適なシステムとは―POI-EXシステム;器材の基礎知識―インプラント治療では滅菌が重要)
第3章 インプラント治療の実際(麻酔―インプラント手術の最初のステップ;切開―術後の瘢痕は切開・剥離によって状態が変わります;インプラント窩の形成と植立―ドリリング時のコントロール;縫合―基本はゆったりと確実に;二次手術―インプラント機能開始の準備;補綴処置への移行―インプラント治療の最終ステップ)
第4章 歯科衛生士の役割とコンサルテーション(インプラント治療と歯科衛生士―トータルコーディネーターになりませんか?;歯周基本治療―これなくしてインプラント治療はできません;コンサルテーションのための準備―資料は事前に入念に;コンサルテーションで伝えること―重要なことをシンプルに;コンサルテーションの実際―資料の準備と手順の確認は出来ていますか?;手術前の準備―不安なく手術を受けてもらえますか?;術中の患者ケアとアシスタントの役割―外科手術がスムーズに進行するように;第一アシスタント・第二アシスタントの役割―自分の責任を果たせていますか?;手術直後の説明と患者ケア―植立が終了したことでほっとしていませんか?;補綴治療についての説明とケア―おいしく食事をしていただけますか?メインテナンス―ここからがスタートです;当院で使用している器材―準備をしっかり行いましょう)
著者等紹介
水上哲也[ミズカミテツヤ]
1984年九州大学歯学部卒業。1986年同大学助手(補綴学)。1988年西原デンタルクリニック勤務。1992年医療法人水上歯科クリニック開業。2007年移転開業。2008年九州大学客員教授。歯水会会員
池上龍朗[イケガミタツオ]
2000年九州大学歯学部卒業。2006年九州大学大学院修了。2006年医療法人水上歯科クリニック勤務
下田裕子[シモダユウコ]
1996年福岡医科歯科技術専門学校歯科衛生士科卒業。同年~、医療法人水上歯科クリニック勤務。2007年日本歯周病学会認定歯科衛生士認定取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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