よくわかる摂食・嚥下のメカニズム

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  • サイズ A4変判/ページ数 142p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784263441794
  • NDC分類 491.343
  • Cコード C3047

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出版社内容情報

《内容》 むずかしいとされている摂食・嚥下器官のしくみをやさしく・楽しく・わかりやすく」展開.食べるための体のしくみと,からだを動かしている脳のしくみを理解することで,口から食べることの重要性を認識できる.    

《目次》
巻頭カラー   第1章 からだを動かすしくみ I.神経・脳・感覚器・筋の働き……神経/脳/感覚/筋 II.運動の制御機構……反射/随意運動/半自動運動/姿勢調節と筋疲労  第2章 おいしく食べるためのしくみ I.食べるための体の構造……口から食べることの重要性/口腔の構造/顎・口腔機能を支える筋 II.おいしさとは……食べることと脳の働き/空腹感と満足感/視覚・嗅覚による食物認知/口腔内での食物認知/味を感じるしくみ III.食物の取り込みと粉砕……吸啜/軟らかな食品の粉砕/硬い食品の粉砕 IV.唾液……唾液とは/唾液の働き/唾液の出が悪くなると  第3章 飲み込むこと I.飲み込むこと(嚥下)の重要性……嚥下とは/嚥下の必要性/体の外からみた嚥下/体の中からみた嚥下 II.嚥下にかかわる体の構造……嚥下に関与する筋群/鼻腔/咽頭/喉頭/食道 III.嚥下反射……嚥下時の食物の流れ/嚥下時の圧変化/気道の防御/嚥下の神経機構/嚥下のまとめ  第4章 嚥下に関連する機能 I.呼吸……呼吸のための体のしくみ/呼吸反射/摂食・嚥下時の呼吸 II.発声……音声と言語/音声をつくり出す諸器官/発声のエネルギー源/喉頭のしくみとその働き/母音と子音/構音のメカニズム/発声と嚥下/義歯(入れ歯)と発音 III.嘔吐……嘔吐とは/嘔吐の機序/嘔吐の誘発  第5章 摂食・嚥下機能の障害 I.摂食・嚥下障害とは II.摂食・嚥下に影響する因子……脳の機能が低下すると/加齢に伴う体の変化/加齢に伴う口の周りの変化/食物の物理的性質と嚥下障害 III.おわりに

内容説明

本書は、食べるための体のしくみと、体を動かしている脳のしくみを解説することで、「口から食べることの重要性」を理解してもらうことを目的とした本である。

目次

第1章 からだを動かすしくみ(神経・脳・感覚器・筋の働き;運動の制御機構)
第2章 おいしく食べるためのしくみ(食べるための体の構造(摂食・嚥下器官の解剖)
おいしさとは
食物の取り込みと粉砕
唾液)
第3章 飲み込むこと(飲みこむこと(嚥下)の重要性
嚥下にかかわる体の構造
嚥下反射)
第4章 嚥下に関連する機能(呼吸;発声;嘔吐)
第5章 摂食・嚥下機能の障害(摂食・嚥下障害とは;摂食・嚥下に影響する因子;おわりに)

著者等紹介

山田好秋[ヤマダヨシアキ]
1949年静岡県に生まれる。1974年新潟大学歯学部卒業。1978年新潟大学大学院歯学研究科終了。1978年ミシガン大学歯学部Visiting Assistant Professor。1981年長崎大学歯学部助教授(口腔生理学講座)。1984年ミシガン大学歯学部Visiting Assistant Professor。1993年新潟大学歯学部教授(口腔生理学講座)。2001年新潟大学大学院教授(口腔生命科学専攻)
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