目次
第1部 サイエンス(わが国における運動療法の実態;疫学からみた糖尿病患者における身体活動の意義;疫学からみた糖尿病患者における筋肉量・筋力の意義;糖尿病患者における運動による血糖降下メカニズム;糖尿病患者におけるレジスタンス運動・栄養と筋肥大)
第2部 プラクティス(糖尿病患者における運動療法の安全性;糖尿病患者に対する有酸素運動・レジスタンス運動による介入研究のまとめと有酸素運動の目標値;レジスタンス運動の目標値とその実践;1型糖尿病における運動療法の意義と注意点;実践例 ほか)
著者等紹介
田村好史[タムラヨシフミ]
順天堂大学大学院スポートロジーセンター・代謝内分泌内科学。順天堂大学国際教養学部グローバルヘルスサービス領域(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mawaji
5
田村教授のWeb講演会で紹介されていた一冊、アマゾンで購入。今より10分でも体を動かすことから徐々に運動を増やしていくことで糖代謝改善効果が期待できる。「じっとしないで1日40分」という座位行動を減少させるメッセージを伝えることが重要。運動は糖消費の有効な手段というだけでなく、筋力を増強し、インスリン感受性を高め、血糖を安定させる効果がある。一日の歩数を普段より1000歩(約10分)増加することを目指し、まず8000歩を目標とする。目的をもって行う階段上りやウォーキングもスポーツであるという認識を広める。2021/12/28