内容説明
看護診断の定義、診断指標、関連因子、危険因子を理解する。看護診断を一から学びたい人にも役立つ基本を押さえた内容。看護支援システムの構築と監査について現場の視点から解説。分野別の事例展開は臨床現場で、基礎教育で、すぐに役立つ。NDC(看護診断研究会)18年の事例検討の成果を集結。
目次
第1章 看護診断の基本(看護診断とは何か;看護成果と看護介入)
第2章 看護診断をアセスメント(外傷性脊髄損傷の患者の看護診断―急性期の事例;特発性間質性肺炎の患者の看護診断―慢性期の事例;高齢の乳がん患者の看護診断―終末期(緩和ケア)の事例
統合失調症の患者の看護診断―精神神経科の事例
ハイリスク妊婦の看護診断―母性領域の事例
急性糸球体腎炎の患児の看護診断―小児領域の事例)
第3章 NANDA‐I看護診断・NOC・NICを用いた看護支援システムの構築と監査(看護支援システムの構築;看護記録の監査法)
著者等紹介
黒田裕子[クロダユウコ]
1977年徳島大学教育学部看護教員養成課程卒業、北里大学病院脳神経外科病棟勤務、聖カタリナ女子高等学校衛生看護科・専攻科専任教員、日本赤十字社医療センター脳神経外科病棟勤務を経て、聖路加看護大学修士課程修了(看護学修士号取得)。修了後、日本赤十字中央女子短期大学講師を務め、1988年聖路加看護大学大学院看護学研究科博士後期課程に入学、1991年同大学大学院修了(看護学学術博士号取得)。同年より、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学専攻・助手(学内講師)として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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